「ウルシべ橋 さあて地名の起源は 何だろう」
国道275を札幌から北に走ります。幌加内の市街を過ぎて、朱鞠内湖を左手に見て更に進むと深い谷に架かる「ウルシべ橋」になります。
橋の手前に駐車場もあり、ゆっくり眺めていってくださいと言わんばかりです。
視野が広がり、ウルシべ橋からは下の谷間の森を眼下に見ることが出来ます。
いつもこの橋のところで車を止めて眺めるのですが、新緑の季節にはこの森の緑の広がりに感動します。都会の人から見ると絶景と言えます。
長い橋で、良く造られたものと感心します。
橋までの高さも相当なものですが、橋の欄干のところまで地面から延びている大木があります。いつも見るクルミの木が花を目の前で咲いて見せてくれています。クルミの大木です。5
いつもは橋の名など気にしていませんが、ふと「ウルシべ橋」の地名の起源は何であろうと思ってしまいました。
永田方正の「北海道蝦夷語地名解」にはあるであろうと、調べて見ましたがこの地名がみつかりません。
内陸地の為にこの地名は当時知られなかったものと思われます。
色々調べたわけではないのですが、「ウルシべ」はアイヌ語のはずですから、調べがいがあります。
近い単語を見つけました。
ウル・ウシ・ぺ です。ur-us-pe これをつなげて発音すると「ウルシべ」となるのかもしれません。
地名の解釈は、笹の実・群生・するところ となります。
橋の下まで降りるのは至難の業です。山深く笹(ネマガリ竹)が群生しているのかもしれません。
当分の間、私の課題となりました。
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