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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ウルシべ橋 美深町 さて地名の起源は?

2020-02-23 09:54:35 | 地名

「ウルシべ橋 さあて地名の起源は 何だろう」

国道275を札幌から北に走ります。幌加内の市街を過ぎて、朱鞠内湖を左手に見て更に進むと深い谷に架かる「ウルシべ橋」になります。

橋の手前に駐車場もあり、ゆっくり眺めていってくださいと言わんばかりです。

視野が広がり、ウルシべ橋からは下の谷間の森を眼下に見ることが出来ます。

いつもこの橋のところで車を止めて眺めるのですが、新緑の季節にはこの森の緑の広がりに感動します。都会の人から見ると絶景と言えます。

長い橋で、良く造られたものと感心します。

橋までの高さも相当なものですが、橋の欄干のところまで地面から延びている大木があります。いつも見るクルミの木が花を目の前で咲いて見せてくれています。クルミの大木です。5

いつもは橋の名など気にしていませんが、ふと「ウルシべ橋」の地名の起源は何であろうと思ってしまいました。

永田方正の「北海道蝦夷語地名解」にはあるであろうと、調べて見ましたがこの地名がみつかりません。

内陸地の為にこの地名は当時知られなかったものと思われます。

色々調べたわけではないのですが、「ウルシべ」はアイヌ語のはずですから、調べがいがあります。

近い単語を見つけました。

ウル・ウシ・ぺ です。ur-us-pe   これをつなげて発音すると「ウルシべ」となるのかもしれません。

地名の解釈は、笹の実・群生・するところ となります。

橋の下まで降りるのは至難の業です。山深く笹(ネマガリ竹)が群生しているのかもしれません。

当分の間、私の課題となりました。

 


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