「春待つ気持ち 赤色で満たす」
★ 春一番の花はと聞かれると、それぞれ頭に描く花は違います。
中では「カタクリの花」を頭に描いた人もいるでしょう。花咲く季節は4月末から5月初旬とエゾノリュウキンカなどの花より遅れますが、元気を確かにもらえます。
ニリンソウやエゾエンゴサクなどとともに「春の妖精」と呼ばれています。
カタクリは赤色(?)花なので、冬に閉ざされた気持ちを満たしてくれるのです。
私の群生地を知る所では、北海道医療大学の里山、様似町の市街の裏山、浦臼町の神社周辺、ニセコ町のカタクリの丘、旭川の男山自然公園などがあります。
男山自然公園では、それは驚くほどのカタクリの群生地でした。
暖かい春の日差しのある所では、延びのびと花が開いてそれはまっこと綺麗です。
ユリ科の植物で、むかしはこの球根から「片栗」(粉)を取ったので、今でもジャガイモから取られた澱粉を「片栗粉」と言っています。
球根は深い所にあるので、山から取ってきても花壇では育ちません。
気温の高い日中に開き、夜になるとしぼんでしまいます。
種子が発芽してから花の咲くまでは、7~8年かかると言われています。花言葉を考えたことはありませんでしたが、「初恋」だそうです。
★ 赤いものと言えば、灌木などの木の実です。夏の終わりごろから赤くなりますが、その赤さを頭に描き、春のエネルギーにしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます