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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

大雪 札幌財政を脅かす

2014-03-01 21:06:28 | 風土
モエレ山から眺めれば 雪捨て山が7ヶ所も!
札幌市郊外には幾つも見られます。

雪の少ない冬から 大雪の冬に 今年は雪が例年になく多い年です。

昨年暮れまでは「雪が少ないですね」と近所の人たちと喜んでいましたが、1月になって大雪の日が続き、例年以上の積雪量となりました。

手前がモエレ沼公園 橋の向こうに見えるのが雪捨て場 この雪が解けるまでには8月までかかります。

カムイラビットの住む東区(札幌市)は他の区よりも雪が多く、雪除け場所が無くなるほどの大変な冬となりました。
町内会と市の援助によるインターンシップによる大がかりな除雪作業も終わり、車も通りやすくなったなあと「ホオーッ」としていたのですが、数日後にまたまた雪が降り続きました。除雪作業が一週間あとで良かったのにと思うほどでした。
  

内地の人から言えば、「春になれば雪は融けてしまうのに、わざわざお金をかけてトラックで雪捨て場に持っていくのはおかしい」とまで言いますが、雪が降ったままにしておくと、雪どけとともに雪がぬかるんで、車の足(車輪)が空回りして脱出できなくなったりします。また除雪をしないと道幅が狭まり交通渋滞にもなります。家から札幌駅まで行くのにいつもは40分ほどで行ける道も、冬は一時間以上かかるのです。
 

家の回りの雪は、雪除け場所に困るほどになります。
札幌市では補正予算を組んで大雪の時にはその対策(除雪費)をしますが、今年は25億円の追加となりました。その費用の大きさには驚いてしまいます。
   
モエレ山の上から眺めると 雪の捨て場が山となり 7ヶ所もあるではないの 雪捨て場の確保も悩みの種。雪捨てもただでは捨てられません。

今日(3月1日)は、ラビ妻とモエレ沼公園の「モエレ山」に登りました。そこから見える風景の中に札幌市の雪がトラックで運ばれて積まれる「大きな雪山(雪の丘)」が出来ておりました。
その時見られた雪山の写真をここに載せて見ます。雪投げ場所の確保にも市は苦労しています。川に投げると流れが止まり障害となります。そこで、結構大きな雪山がほうぼうに点在することになるのです。雪投げ場所が沢山あるのに驚きます。


モエレ山からの眺めは他の風景も見られ、いろいろな札幌の顔を見る事ができます。冬に登ると一直線に登れて一気に登れますのて登って見るのもよいですよ。気持ちが良いですよ。


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