青大将は土地の守り神
地方をドライブをしていると、車に蛇がひかれて死んでいるのを見ます。まだ地方には車にひかれるほど蛇は住んでいるのですね。
富良野の「風のガーデン」の花壇散策の路で、ラビ妻と友人のOさんは、青大将に出合ったと言っていた時がありました。多くの人は蛇は好みの動物ではないようです。
カムイラビットが地方に住んでいる時の話ですが、玄関の柱に青大将がまくりついているのをラビ妻が見ています。この時、ラビ妻が云いました。「昔から蛇が住んでいる家は神に守らているといいますものね」と、多くの家で、「蛇は福をもたらす動物」として退治しないのです。この時も、蛇が玄関の柱にまくりついていた事はあまり問題にしませんでした。
もうだいぶんむかしの話ですが、留辺蘂町(現在北見市に合併)の「滝の湯」の「福田温泉」のまわりで、自衛隊員が青大将を捕えていたのを見ました。捕まえてどうするのかと聞きましたら、卵を絞り出し卵を食べるのだと答えてくれました。この時の青大将も大きく、捕らえるのにも苦戦していましたが、結構大きな卵が何個も入っていたのを思い出します。
後ほど、福田温泉の人(カムイラビットの義兄福田昭三氏)にお聞きました。「親戚の自衛隊に入っている人から、温泉の周りで蛇を捕らせてもらいたい」むねの話があり、許可したそうですが、自衛隊の体験の中に、自然の動植物を得て自衛する訓練のため食糧捕獲だそうです。温泉近くは地面が温かいので、蛇が生息しやすい所なのです。他の地では、蛇が住む場所が極端に無くなってしまっているので、温泉の周りが捕獲のたのみになっているのです。
このごろは青大将に会う機会も少なくなりました。
「北海道医療大学の守り神 大青大将」
2011・8・28 医療大学里山にて
近年、良く訪れる北海道医療大学の里山で、この青大将をしっかと見ました。いつもは小さなものは見るのですが、里山の青大将は驚くほどのしっかりした代物なのです。偶然に出合ったのでしたが、この医療大学・「里山の守り神」なのでしょう。
一度だけ出会いましたが、今でも元気なのでしょうね。
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