「神風神話」
日本の歴史の中で「神風が起きて日本の危機は救われて来た」。日本人の全てがそう思っていた。
第二次大戦の時も日本国民は神風が起こるであろうと最後の最期まで国民は願っていたのです。
しかし、なかなか神風が起こらず、戦争続行強硬者はやむなく人工で「神風」を起こすことに気が付いた(?)のです。
それが、神風特攻隊の存在です。飛行機と乗組員ごと敵の空母に突っ込む手段を考えたのです。その名も神風特攻隊と「神風」を人の手で作ろうとしたのです。
日本を歴史的に救った神風は自然が作ったもの、神風特攻隊は人工で作った模索。人工の神風ではどうもがいても戦争に勝てるわけでもなく、1945年に8月15日に無条件降伏をするのです。
今年8月15日は、75年目の終戦日を迎えました。昭和20年に生まれた人は75才になります。
敗戦の日から出兵していた人たちが引き上げて来ました。当時私は小学3年生でしたが、ラジオから流れる復員者の名をずうっと聞いていました。
我が家からは長男、次男が戦地に赴いていたので、もしかしたら帰ってくるかもしれないと幼い心の中で思っていたのです。
残念ながら聞けども聞けども兄の名前が放送されません。二人とも戦死したのです。
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