雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

朝霧の恵み 植物撮影者に宝石箱

2015-09-15 10:06:11 | 草花

「秋は植物の結実の日」

朝5時に家を出ました。どんよりとした朝霧の朝でした。「朝霧は晴れ」の伝え(言い伝え)があり、きっと「今日は晴れるのであろう」の予感がしてました。

 

道端のツユクサも写真に撮ると可愛い。       ミゾソバの蕾、咲く前はピンク色。咲いてしまうと白になります。

朝の別荘(?)の菜園回りをすべく向かったのは、カボチャやトウキビ、トマトなどの作物が野の動物(ネズミ、キツネ、アライグマ、カラスなど)に荒らされる前に収穫しなければならないという気持からです。

朝霧でしたので、周りはしっとりと地面に露が落ちていました。こういう朝はしずくが植物に付くので、見慣れない植物写真が撮影できるのをよく知っているのです。カムイラビットはcannonのカメラを抱えて回りを丹念に見て回ります。

  

エゾミゾハギ                   蜘蛛の巣

別荘近くは自然が豊かであるというものの、珍しい植物はあまりありませんので、ここでは季節の移ろいをカメラに納めるという試みなのです。

植物たちはしっとりと露にぬれ待っていてくれました。蜘蛛の張った網にもしずくがついてこれも写真の題材にしました。

アカザの実に露がついて宝石の様です。

クサフジ

イケマの実、けっこう周りに生えています。

この日も、畑からもいろいろな野菜を収穫しました。

今朝の収穫物、黄色のトマトもあります。

さっそく、朝から枝豆が食卓にのりました。枝豆の大半は春に種を蒔き芽が出るとともにハトについばまれてわずかに残ったもので、貴重な収穫物です。

自然の恵みたっぷりの野菜をいただいています。我が家の野菜には農薬は一切使用しないことにしていて、虫との共存の野菜作りです。

  

別荘の庭の花たち。ムクゲは色違いが三種あり、一本は白色の花を咲かせ、大きく育っています。

 

ヤマゴボウ 宿根草です。

ヤマゴボウは人の背丈より大きくなり。黒くなった実は鳥の餌になっています。ヤマゴボウの実は毒というのにヒヨドリは関係なく食べるのです。黒い実の美しさを鑑賞楽する前に鳥に荒らされてしまいます。


札幌・オータムフェスト 秋の食の祭典

2015-09-14 23:03:49 | 

「オータムフェスト開催」

札幌大通り公園にて秋の食の祭典が行われています。全日本病院学会・in北海道での倉本聰さんのトークライブ「ヒトに問う 自然・人間・命」の講演を聞いた後、オータムフェスト会場に出向きました。

カムイラビット夫婦の訪れた日は、土曜日とあって大変な人出でした。人が多いので通り抜けるのに時間がかかりました。

食事場所もどの会場も満杯でした。

いろいろな店が出ており、見て回るだけでも楽しめます。

夜は「チャオ」で料理が出ますので、食べたい物を厳選して、「焼き牡蠣」のみにしました。一皿800円。

10月4日迄、札幌大通り公園にて開かれています。

 

 

 


札幌の落日 これも美しい

2015-09-11 22:20:45 | 日記

「9月8日の落日は見事でした」

毎日の落日が美しいわけではありませんが、8日の夕焼けは見事でした。

この日、友人のkenp氏と積もる話に興じた帰り道、札樽道路の下の道を車で走っていました。夕方を迎え空は徐々に赤く染まってきました。なかなか綺麗ではないですか。

何せ車の運転中で、夕焼け空をカメラに納めることができません。それでも何枚かシャツターを切ってみようと運転しながら試みました。

車には流れがあるので良い写真は撮れません。

何時シャツター切るか考えているうちに新道と別れることになり二枚の写真しか撮影できませんでした。

この写真は、車のヘットライトと夕日が相まって、少しは茜色の札幌の夕焼けが分かる写真となりました。

家に帰りつくと、待っていましたとばかり、ラビ妻が話します。「今日の夕日はとてもきれいだったのよ」とせきを切ったように話します。「カメラを取りに家に入っている間に夕焼けが終わるかと思い、写真は撮れなかったの」と残念がります。

その点、良い写真は撮れなかったけれど、その様子を残せたのは幸いでした。

 


作物を荒らす 犯人は 誰だ

2015-09-08 22:56:23 | 助けて

「トウモロコシ、トマトを荒らす犯人は?」

作物が収穫期を迎えて実った物から荒らされています。犯人はいまだ見ていません。想像の相手に対しどう対応するか考えることにしました。

まずはネズミかもしれないと、ネズミ捕りを仕掛けることにしました。一日目にはかかっていませんでしたが、2日おいて仕掛けたトウモロコシの植えてある場所に出向いてみると、どうしたことかネズミ捕りの仕掛けがその場所から姿を消していたのです。

犯人は誰かと想像したのですが、一つには仕掛けにネズミがかかり、その仕掛けを他の動物が銜えてどこかに持って行った。二つ目には、頭の黒いネズミ(人間)が持って行ってしまった。この二つしか考えられないと思ったのです。

後方の方と考えると、この田舎の畑から盗むなんて、なんて心の貧しい者が居るものだと不安に思ったりしたりしたのでした。

襟裳岬花撮影の2日間の旅行を終えて再び三日目に畑に出向いたのですが、ここで犯人さがしの手がかりを得たのでした。それは、仕掛けの置いたところから10数メートル離れた道路わきにまで移動されており、仕掛けも歪んで草わらの中から見つかったのです。

中にはネズミがかかつており、数日間仕掛けが見つからなかったので、ネズミ捕りの中にて死んで腐っていたのです。

畑を荒らしているものはネズミの他に巨大な動物が畑の周りをうろついていたのです。ネズミ捕りを動かせるものと言えばアライグマかキツネだと想像されるのです。仕掛けがゆがむほどの圧力をかける動物とは、アライグマしか考えられません。

この写真はコーモリの研究家が撮影した写真展の写真の一枚を借用したものです。借料金は支払わないで載せています。許可ください。

これは想像の域を脱しませんが、ネズミがかかり、それを襲うアライグマ、仕掛けの中のネズミのおののきは大変なものであっただろうと思われます。

何せ仕掛けの中のネズミはかごの中の獲物、対する動物は仕掛けを口で銜(くわ)えて移動するほどの大きさ、さぞやネズミは大変な恐怖におそわれたであろうと想像し気の毒であったと思うのです。

今回の事件で、畑荒らしの犯人はだいぶせばまりました。まだ続いて畑は荒らされています。他の人の菜園では襲われそうな作物には、わざわざ網を張り手間暇をかけているのです。したがって我が家は手抜きの畑、当然狙いは我が家の菜園となっているのです。

助けてー!

 

 

 


クズの花 いま盛り 新冠判官館

2015-09-07 22:19:48 | 草花

「新冠・判官館は植物の結実の季節」

襟裳岬の花の撮影に出向くようになってから丸2年、先日の訪ずれで16回を数えるにいたりました。今回は、この季節「ヒダカミセバヤの輝くような襟裳岬の満開の赤い花」が目的です。

その行く途中と言ったら悪いのですが、通り道の「新冠(にいかっぷ)の判官館(はんがんかん)」に立ち寄ったのでした。

判官館は野の花の宝庫ですので、各季節の魅力満杯の所です。今はそれぞれのお花は結実の季節でした。名もわからない植物がそれぞれに実を付けていました。撮影に入ると時間のたつのも忘れてしまいます。

判官岬にたどり着くと、北海道でもなかなかお目にかかれないクズの花が満開に咲いていました。かって四国徳島県の大歩危・小歩危の断崖絶壁の上の道路を散策中に花を付けているクズの花を思い出しました。

 

札幌でもクズは見ますが、いまだに花を付けたクズは見たことがあませんでした。そのクズが判官岬の地に満開に花を咲かせているのです。

かつて、札幌地理サークルの恒例の巡検に、案内を依頼していた先生が、クズの蔓を見つけて「これはウルシですから触らない様」にと説明していました。「これはウルシではなくクズです」と私が触ると、地理仲間の先生が案内者の説明を信じて「先生それ触っては危険ですよ」と言います。説明者の方が信用できるらしいのです。

クズは三つ葉の蔓性なのですぐ区別ができるのです。

ラビ妻は山梨県から来ていますので、判官岬で見つけたクズの花も分かっていて「クズ」の名もすぐに出てきます。こちらとしてはこれほどまでにクズの花が盛りと咲いているのにびっくりしているのに、あまりにも感心なさげに「クズでしょう」と言われたことに少なからずガッカリなのでした。

紫の花盛り、これほどたわわに花を付けているのを見たのは始めてでした。

岬からは新冠の街も一望でき、満足の散策を楽しむことのできる地として紹介するところです。


襟裳岬のその先島に行けないの?

2015-09-03 20:52:59 | 昔語り

「襟裳岬の先の島(岩)まで行ってみたい」

襟裳岬の「風の館」に「岬の先の島に橋が架けられた写真」が飾られています。風の館館内をくまなく見た人は「むかしは岬の先の島まで行ける橋が架かっていたのだ」と写真を見て気づいたことでしょう。

岬の先の島まで行けるなんて素晴らしいことです。先の先まで行ってみたいという人間の欲望をかなえた橋があったのです。しかし、現在では島まで行ける橋はすべて無くなっています。橋は波にさらわれてしまったのでしょうか。

結構な人が島に渡たっている様子が写真でわかります。

何時頃から橋を取り除いたかは説明にありませんが、池田高校に勤めていた昭和40年ころに生徒を連れて襟裳岬でキャンプをした際、島を結ぶ橋が架けられており島の先の方まで歩いて行った記憶あり、なぜ今では行けないのか、いや先の方まで行った記憶が間違いであったのか半信半疑であったのです。

風の館館内に飾られた写真を見て、やはり島まで行ける橋があっのだと確信するに至りました。

 

橋を無くした理由は定かではないのですが、管理が大変であったからなのか、危険な施設として取り除かれたのか、いろいろ憶測されるところです。

★ 岬の先の風景は何度見ても飽きません。カムイラビットはもう何度見に行ったことでしょう。襟裳岬に出向いたときには、2度3度と岬を見に出ますので大変な数になります。9月5・6日にも襟裳岬に行きます。今回で襟裳岬には16度の訪れとなります。

 

 

 


秋 深まりつつある 野生の動物も畑に 競争して食べ荒らす

2015-09-02 22:55:54 | 草花

「秋が 深まり もう9月」

庭にある緑色のブドウを試しに一粒・二粒食べてみると、日に日に違和感なく食べられるようになりました。季節は確実に進んで秋に入りかけています。

ナナカマドの一部には、もう実が赤くなっているのも見られます。実の周りの葉も色づいてきています。昨日はモエレ沼公園の桜の下の草刈りのボランティアの日でしたが、もう桜の中には赤く色づいた葉を落としているものもあります。気温の高い日でしたので、大変な疲れでした。

公園の中ではもうすでに桜の葉が色づき始めていました。周りには見られないのですがウルシの葉も赤く色づくのが早いのです。

木の実もそれぞれに実らせて熟するのを待っていました。ドングリやらツリバナ、ノブドウの実が目立っています。

今日(9月2日)はフジフォートギャラリーの「あすなろう」の写真展を見に出向いたのですが、大通り公園内の栃の木が実を沢山落していました。

「我が家の菜園は動物と共存」

秋は実りの季節で、わが菜園のトウモロコシも白毛が黒くなり食べられるようになりました。トウモロコシの木が貧弱で、食べられるまでにはならないだろうと思っていたのですが、秋の季節は作物をほおってはおかず、いつの間にか実が入ってきました。

植えてあるトウモロコシはわずかな数ですが、わが畑は野生の動物に襲われています。多分ノネズミと思われたので、ネズミ捕りを仕掛けてみたのですが、仕掛けにはかからず、作物は荒らされています。隣の畑の人に話してみると「アライグマなのかもしれない」と言います。

害を与えるのはノネズミか、アライグマなのか、またはカラスなのか、キジの仕業なのか、作物作りのベテラン隣人も測定しきれていないでいるようです。

夜中に畑に来るものとばかり思っていたのですが、朝と夕方菜園に確認のため行ってみると、なんと日中にもやってきていることがわかりました。

我が家の畑は野生の動物と共存などと言えば格好が良いのですが、しかし、食べられる前に収穫するのも大変なのです。

★ 畑の周りの植物を見るのも楽しみがあります、ツユクサ、タデの花、ミゾソバの花も可愛げです。高い位置に花をつけていたタラノキも黒い実をつけています。

★ 昨日はモエレ沼公園サポートのボランティアで、桜の木の下草刈りで、疲れてしまいブログをまた一日休みました。