「夏はエゾミゾハギの咲く季節」
エゾミゾハギの花は子供の時から知っていました。この花は海の近くの湿地帯の川の周りに良く見られました。
その後あまりエゾミゾハギを意識しないで生活していましたが、もう4年も前になるでしょうか、一番最初の襟裳岬植物撮影旅行の時に百人浜の湿原でこの花を見て再認識し名前を確認しました。頃は8月31日の季節でした。
この日はあいにくの雨降りの中での撮影で、湿原にも踏み込まず、遠くからのエゾミソハギの撮影と成りました。
ラピ妻はカメラの事もあまり知らず、カメラを雨に濡らしてしまい旅館に戻ってみると作動しません。札幌に戻りとうとう修理に出す事となり、多額の出費となりました。
8月あたりからエゾミソハギは紫色の花を咲かせ、心を和ませてくれています。
先日、珍しく北海道までやって来た台風が大地に水をもたらし、今まで咲いていなかった野の花が咲きだしました。8月17日に台風がやってきて例年にないほどの降水量でしたが、この台風の雨で一気にエゾミゾハギが花を咲かせたようです。
台風の雨で畑がどうなったか見に出向いた折に、道路わきの側溝沿いにエゾミゾハギの花が咲いていました。札幌にもこの野の花は見られるのです。
花の移ろいで季節を感じることが出来るなんて、カムイラビットは恵まれた環境にいるのだと自然に感謝しているのてす。