雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

季節は移ろい エゾエンゴサクの季節から「みどりにりんそう」の季節に

2017-05-15 21:34:06 | 草花

「北海道医療大学里山はニリンソウの季節に」

野山はじいっとしていません。

この間まで、ブルーのエゾエンゴサクが満開で、その後を追うようにピンク色のカタクリが満開でした。

5月14日医療大学の里山に行くと、エゾエンゴサクやカタクリの二つの花たちはすがたを消して、一面が白い花を咲かせたニリンソウに変わっていました。

まだ、何輪かのエゾエンゴサク、カタクリが咲いているだろうというあわい思いは拭い去られました。

それであればと、関心ごとはニリンソウの花びらの数の多さを見つけようと皆が探します。通常は6枚の花びらですが、8枚の物、9枚の物が参加者により見つけ出されていきます。

 

多くの人の芽で見ると発見も早いのです。

そして、なかなか見つからないミドリニリンソウの発見です。

年々ミドリニリンソウの所在も広がりを見せる様になり、これも新しい発見です。全くなかった場所にも何株か見つかりました。

前からあった場所ではあちらにもこちらにも、それに、いろいろな模様の物さえ見つけられました。

これらを写真で集めてみるのも、面白さがあります。

新しい発見はじっくり、回数を重ねた観察が必要です。

この時期はニリンソウの季節になっていましたが、最盛期は今日より何日か前であったと思われます。

写真に撮るには花びらがしおれたりしては、凛とした写真の仕上りになりません。

ところで、よく毒草と区別が出来なくて困るのはニリンソウです。トリカブトの葉とニリンソウの葉がよく似ているからなのです。

おひたしとして美味しい山菜はニリンソウでもあるからです。白い花芽が付いている株は間違いなくニリンソウで、食べられます。

食べ方は一般的にはお浸しです。

毎年ニリンソウを採取して私は食べていますが、癖がなくなかなか美味です。

白花を付けるニリンソウは食べるのですが、ミドリニリンソウは食べていません。なにせ個体数がなく貴重だからなのです。

食べておいしいという話も聞いていません。

 


北海道の春 百花繚乱

2017-05-13 11:49:55 | 草花

「春はたまらなく楽しい」

春一番最初に咲く花は?・・・ それはフクジュソウでしょう。

庭に一番に咲く花は?・・・・ それはレンギョウかな。いや、エゾツツジかかかもしれません。

ヤマの麓で咲く木は?・・・・ 際立っているのはキタコブシの白い花です。エゾヤマザクラと競って咲きだすので、郊外にでるのがたのしくなります。

郊外の野原の花は?・・・・ それはエゾエンゴサクかな、カタクリかな。やはりエゾエンゴサクの花の方が先ですね。

などと考えていたら、何と周りを見渡すといろいろの花で野山を彩っています。

5月に入るとどの花が先で、どの花が後かもわからなくなります。

日当たりの違いでも違いますし、土地によっても違いますからよけいです。

5月中旬になると、エゾエンゴサク、カタクリも消えて野の花は交代時期に入ります。

この頃は、マイヅルソウやクルマバソウの白い花も咲き始めました。

春の花たちは咲き誇って花を咲かせ、昆虫たちを誘い、子孫を残すことに専念します。

☆「春黄(紅)葉」

 

神居古潭近くの5月10日の山の様子。キタコプシと他の木々の新芽は美しい。

10日に旭川まで知人の偲ぶ会で、そして12日は赤平まで町内会の旅行で行きました。野山は一気に芽吹いて最高の風景でした。特に目立ったのは野山が紅葉しているのです。

「春紅葉」とはまさにこの季節の野山の様子を指すのでしょう。木の種類によっても違いますが、部分によっては一面が紅葉した小山になっているのです。カツラ、柏、桜の木が多いからでしょうか。

5月中ごろが「春紅葉」の季節です。やなぎやシラカバなどは芽吹きから緑で紅葉がかりません。

春紅葉の季節が過ぎると全山新緑に変わります。

 


戸田記念公園(石狩市・厚田)桜満開

2017-05-13 07:09:48 | 草花

「戸田記念公園の桜 5月11日 満開」

桜の花は青空が似合います。桜は満開でしたが生憎の小雨、日程が詰まっているのでやむを得ないことでした。

行けども行けども桜です。

桜はソメイヨシノで、エゾヤマザクラに遅れて咲きます。

  

インターネットで、戸田記念公園の桜情報を聞きますと、満開ですとのことで・・・・。

11日は小雨降るどんよりした日でしたが、出かけることにしました。

満開でした。

桜も青空に映えますので、桜の良い写真は撮れませんでした。

今週の13日、14日は丁度見ごろで、さぞかし車で混み、大変だろうなと想像するのでした。

それほど戸田記念公園はサクラの場所として札幌市民に良く知られているのです。

 


桜の季節から ライラックの季節に

2017-05-11 09:50:19 | 草花

「今日はリラ冷えの日です」

今朝は寒い日です。

このような日は、なんとなく「リラ冷えだよなあ」と口から出てきます。

4月8日、テレビで「札幌では桜がおわりつつあり、大通り公園ではライラックの花が咲き始めました。」と放送がありました。

ライラックをフランスでは「リラ」と言いますので、この時期は寒くなりますので「リラ冷え」と言われています。

渡辺淳一の小説に「リラ冷えの街」というのがあり、「リラ冷え」の言葉が使われだしました。

我が家のライラックは蕾のままですが、大通りは都市気候で温かいので「ライラック」の花も早く咲き始めるのです。

札幌では、ライラックの咲く季節に合わせ「ライラック祭り」が催されます。

 

上の木は、紫色の花を付けます。我が家の庭に植えられています。

上の木(ライラック)は白色の花を咲かせます。咲くまであと何日かかるでしょうか。間近に花が開くことでしょう。


花見はしましたか? 庶野の桜に モエレ沼公園の桜

2017-05-09 17:37:55 | 草花

「桜は見ましたか?」

5月3日、「静内の20軒道路の桜」、「アエルの森の桜」の所を横切りました。

この二つの桜の名所も、1分咲きか、2分咲きほどで花を愛でるほどではありませんでした。

多分、私が札幌に戻る5日頃には桜も咲き誇るのではという感想を持ちました。

二つの桜とも見れなかったので、えりも町の「庶野の桜」はどうなのだろうと、ハートの湖で知られる豊似湖への帰り道に立ち寄りました。

公園の奥の方は1分咲きほど、手前の方が2部、3分咲きほどでした。

観光パンフレットを見ると「庶野の桜」も有名なのですが、古木に苔が生えるほどで、もう少しの手入れが欲しい所です。ここでは満足の桜見とまでは行きませんでした。

集落の家で見られる桜が満開な所もあり、今や桜の季節になっていることが分かります。

石狩市厚田 戸田霊園のソメイヨシノ桜 昨年(平成27年)の5月、丁度満開でした。

えりもでは山裾にはキタコブシの白い花の姿がところどころに見られますが、ピンク色のヤマザクラの姿はまだ何日か後のようです。

5日夜、札幌に戻りニュースを見ていると、桜を見に行楽に出向いた人が多かったといいます。カムイラビット夫婦もサポートしているモエレ沼公園の桜見学者も多かったとありました。

車の駐車料金もかからず、弁当だけの用意で済みますのでも当然花の見学者も多くなります。

遅ればせながら、今日9日にモエレ沼公園の桜を見に出かけました。昨日の風で花も多くは散りましたが、公園で出会った台湾から来ていた若い女性は大満足していました。

日本語が良く話せてすごいとおもいました。

モエレ沼公園の桜は2300本ほど、これからさらに桜を見に来る方が多くなるかと思います。

 


六花の森 春は魅力満杯

2017-05-08 18:18:35 | 草花

「六花亭の六花の森、春は野の花で人を魅惑」

4月5日、前から関心のあった「六花亭」に行くことが出来ました。

 

これほど充実した自然庭園はほかにありません。

自然大好きなカムイラビット夫婦は、長時間六花の森の魅力に浸りました。

六花の森とは、園内に咲く春の花6種を指しての命名したものでした。

  みずばしょう

  かたくり

  えぞのりゅうきんか

  しらねあおい

  おおばなのえんれいそう

  にりんそう

園内は広大な土地に植物のゾーンが造られており、次から次に広がる野草たちに感動します。花は春が見頃です。

 ゾーンは11区画です。

  ①ナニワズ(浪速津)

  ②エゾオオサクラソウ(蝦夷大桜草)

  ③シラネアオイ(白根葵)

  ④カタクリ(片栗)

  ⑤クロユリ(黒百合)

  ⑥フッキソウ(富貴草)

  ⑦エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)

  ⑧ミズバショウ(水芭蕉)

  ⑨ニリンソウ(二輪草)

  ⑩オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)

  ⑪エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)

特に、エゾノリュウキンカとオオバナノエンレイソウの群落が圧巻です。園内を回っていて疲れを見るころ、広大な森の中のニリンソウ、オオバナノエンレイソウ群には驚きます。

多くの人は疲れるのでしょう、最後のコースを見て歩く人が少なくなります。この森を見ないなんてもったいないと思う事しきりです。

〇自然散策路の途中に美術館が配置されており、見学者を飽きさせません。

  六花の森写真館

  坂本直行記念館

 

 

  百瀬智宏作品館

  池田均作品館

  花柄包装紙館

  サイロ五十周年記念館

  お菓子・オリジナルグッツ販売館 

  彫刻「考える人」

▲ 六花の森  〒089-1300 北海道河西郡中札内村 常盤西3線249-6

        ☎ 0155-63-1000 

 

 

 


岬端地・襟裳岬 連休は人気の観光地

2017-05-06 14:51:40 | 草花

「岬端地(こうたんち)の襟裳岬 大型連休は人気らしい」

北海道の5月は春盛りとなります。いろいろな花が一斉に咲き出し、多くの人が行楽地に向かいます。

なかなか行くことが出来ない交通不便な「襟裳岬」も人で賑わいました。

「襟裳の春は何もない春です」と言われますが、襟裳岬には「岬端地」というなかなか行くことが出来ないという魅力があるのです。

岬の地は遠い地にあり、いつもは出向けません。何日かの休みのある連休になるとついつい足が伸びて襟裳岬にも人が寄るのです。

カムイラビットも3日4日と襟裳岬に出向いていたのですが、岬の駐車場に車がたくさん来ていました。

4日の朝は私のいつもと変わらず襟裳岬での朝陽を撮影に出向いたのでしたが、朝陽を見る人が目立って多いのに驚きです。

午前4時にホテルを出ていざ岬に出向こうと思ったのですが、なんと私の車の後ろに泊り客の車が駐車していて車が出せません。やむなく歩きで岬に向かったのです。

これら二つの話は大型連休で襟裳岬が人で混んでいるという話なのです。

朝陽の出るのは4時20分、撮影場所をどこに取るか撮影者の勝負どころです。

朝陽が上がると、岬の周りの散策路脇の小型のエゾエンゴサクの花の撮影です。小型のこじんまりした塊は他の北海道の地ではなかなか見られません。風雪に耐えるため小型で、色も濃紺、薄紫など襟裳岬ならではの花の咲かせかたです。

エゾエンゴサクを撮影しながら、灯台の写真を何枚も撮ります。寒たい風が吹く中、手がかじかんでくる冷たさ、それでも撮影の面白さがいろいあります。

灯台の灯は朝陽が登り始めた4時20分に消され、灯台の灯を見る楽しさは無くなります。

 

☆3日に襟裳岬のホテルに泊まり、4日は大樹町の晩成温泉に、そして5日は「六花の森」に立ち寄りました。

春の自然が満ばいなのは「六花の森」でした。まだ行かれたことがない方には是非お勧めします。

旅の準備と3日間の旅で長い事ブログを休みました。

この後もカムイラビットのブログ発信を続けます。どうぞよろしく。