記憶が確かでないのですが、伊那地域だったと思うのですが、お産のできる病院・診療所と産婦人科医が減ったということで「里帰り出産」の受け入れが出来なくなったという事をニュースで以前聞いていました。
松本市には信大付属病院がありますので、他地区の事と人事のように思っていたのですが、この講演会のタイトルですとこの松本の地でも近い将来に同じようなかんじになってくるのではないかと危惧します。
つい最近の新聞記事によれば、松本市内でお産ができるのは信大病院、相沢病院、丸の内病院の3病院と、わかばレディス&マタニティクリニックの1診療所になってしまっているそうで、この半年でそれぞれ1つずつ減ってしまったそうです。
合わせて、産科医もこの松本地域では減っており、お産を扱う医療機関の負担が増しているということです。
このあたりを踏まえて松本保健所や地域医師会が主体となって「松本地域出産・子育てあんしんネットワーク」が構築されるそうです。
期待したいですね。
私の職場にも出産適齢期の女性社員が大勢います。
この社員たちが安心して出産子育てができるような松本市になって欲しいものですし、もしそうならないとしたら社会全体が大きく変化せざるを得ない状況になってしまいます。
公開講座「地域の病院から産婦人科医・小児科医がいなくなる日」の講演内容は以下のとおりです。(ポスターから転載しました。)
日 時:3月22日(土)午後1時30分~3時30分
場 所:長野県松本合同庁舎講堂 (松本市島立)
※ 入場無料で託児施設があるそうです。
● 講演
「産婦人科・小児科医療の現状と展望」
司会 松本保健所長 ― ― 小松 仁
講師 信州大学医学部附属病院産婦人科 ― ― 金井 誠
信州大学医学部附属病院小児科 ― ― 馬場 淳
● パネルディスカッション
「出産・子育て安心ネットワーク」
司会 松本市医師会長 須澤 博一
パネラー 信州大学医学部附属病院産婦人科 ― ― 金井 誠
産婦人科医師 ― ― 野口 浩
助産師 ― ― 三村 春美
信州大学医学部附属病院小児科 ― ― 馬場 淳
小児科医師 ― ― 高島 俊夫
夜間急病センター看護師 ― ― 上條 美智子
長野県立こども病院長 ― ― 宮坂 勝之
松本市健康福祉部長 ― ― 和田 孝一
(敬称は省略させていただきました。)