今井地区で見た林檎の木です。
綺麗に色づき沢山の実がついていました。
つい最近の新聞記事によると、地球温暖化の影響で秋の気温が昔より上がった為に赤い色のつかないリンゴが増えているのだそうです。
収穫前の約1カ月のうちに「ふじ」では10度前後、「つがる」では15~17度程度にさらされることでリンゴの赤い色のもとになるアントシアニンが生成されるそうですが、どうもそこまで気温が下がっていないようです。
このままでは長野県で赤いリンゴの生産はできなくなってしまうかもしれません。
リンゴ栽培農家の方は、花が咲くと「受粉」・「摘花」、小さな実がついた頃には「摘果」、実が色づく頃には「葉摘み」・「玉回し」等の時間のかかる手作業を手間を掛けて行っています。
手間をかけても、実が赤くならなければ商品価値が無くなり加工用のリンゴにしかなりません。
赤くても、赤くなくても味は同じなのですが!
温暖化の影響がいろいろな所に出てきているようです。