「ひっからびる」は「からからに乾く」や「乾燥する」の意。
例文
子供 「とうちゃん かきのきの えだに ひっからびた
かえるが ひっかかって たじ。
かえるは あんねに たけー とこ まで
のぼれええる だかいね。」
父親 「そりゃー もずの はやにえ ずらー。
もずはなー しょっつかまえた かえる なんかの えさを
とんがった えだに つきさして たべる だがー
たべのこした もんを もずのはやにえって ゆーだわー。」
例文の標準語(?)訳
子供 「お父さん、柿の木の枝にからからに乾いた
蛙が引っかかっていましたよ。
蛙はあれ程高い所まで
登る事が出来るのでしょうか。」
父親 「それは百舌の速贅でしょう。
百舌は捕らえた蛙等の餌を
尖った枝に突き刺して食べるのですが
食べ残したものを百舌の速贅と言うのですよ。」