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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「てしょざら」

2022-01-21 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「てしょざら」

「てしょざら」はとりわけ用に用いる小皿の意。

我が家では「てしょざら」と「おてしょ」の両方を使っています。
「てしょざら」は漢字では「手塩皿」という漢字となり、「手塩」の意味は料理の塩加減を調節するために小皿に盛った塩の事をさすようです。

例文
「あいいろ の てしょざら」=「藍色の小皿」
てしょざら に すこし とりわけ あじみ する」=「小皿に少し取り分けて味見をする」
てしょざら にんずうぶん ようい して くりや」=「小皿を人数分用意してください」
「そこ の とだな から てしょざら 1まい だして くりや」=「そこの戸棚から小皿1枚出しておくれ」
「そば の やくみ を のせた てしょざら もってきて くりや」=「蕎麦の薬味をのせた小皿を持ってきてください」
わりー けど そこの てしょざら にまい とって くれる かい」=「申し訳ないけれどそこの小皿を二枚とっていただけますか」
「おおざら に もりつけて ある りょうり を てしょざら に とりわけて くりや」=「大皿に盛り付けてある料理を小皿に取り分けてください」
てしょざら に もった みそ を つけて ひやした きゅうり を かじる。 びーる が うんまい」=「小皿に盛った味噌をつけて冷やしたキュウリを齧る。 ビールがうまい」
コメント (4)
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