「やっくら」は「わざわざ」や「ことさらに」の意。
例文
「
やっくら きてくれなんでも いい
で ね」=「わざわざ来てくれなくても良いですからね」
「なんで
やっくら あんな
こん する
かいね」=「どうしてことさらにあのような事をするのでしょうか」
「なんだい。
やっくら もどってきて もんく
かい」=「何ですか。 わざわざ戻ってきて文句ですか」
「どうして そんな むだな
こん やっくら やる
だい」=「どうしてそんな無駄な事をわざわざやるのですか」
「あの みせにゃー
やっくら いくだけの かち は ある
じ」=「あの店にはわざわざ行くだけの価値はありますよ」
「
こんねん とおい
とこ まで
やっくら きてもらって
わりいね」=「こんなに遠い所までわざわざ来ていただいて有り難う」
「おめー が
やっくら いって やるほどの
こん じゃー ねー ずらい」=「お前がわざわざ行ってまでやるほどの事では無いでしょう」
「
やっくら ひと を おこらせる ような
こん いわなんで
おくりや」=「わざわざ人を怒らせるような事を言わないで下さい」
「いそがしい
だに やっくら じかん つくって あいに きて くれて ありがとう ね」=「忙しいのにわざわざ時間を作って会いに来ていただいて有り難うね」
「おおゆき が ふった
もんで しんぱいして
やっくら ここまで あるいて きて くれた
だ かい」=「大雪が降ったものだから心配してわざわざここまで歩いて来てくれたのですか」
「こんな おおゆき が ふった ひ に しんぱいして
やっくら きてくれる は おめー だけ
だ」=「こんな大雪が降った日に心配をしてわざわざ来てくれるのはお前だけです」
「
やっくら あやまりに こなんでも いい
だに。 きー つかわせち
まって かえって わるかった
いね」=「わざわざ謝りに来ないでも良いのに。 気を使わせてしまってかえって悪かったですね」