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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

雨の日はさらに頭を下げる稲穂かな

2021-09-03 | 松本の植物
雨の日はさらに頭を下げる稲穂かな

雨の日はさらに頭を下げる稲穂かな

今日は朝から曇り空が広がり、時々雨が降るという天気になりました。
午後4時半時点でのアメダス松本観測所(沢村)の最低気温は17.8度、最高気温は21.8度となっています。
田圃の稲も大分成熟し、徐々に黄色味が増してきています。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という故事成語と言われるものがあります。
今日は降り落ちた雨粒が付き、さらに稲穂は頭を垂れています。

今日の日経新聞の記事によると、新潟産のコシヒカリについてJAグループが仮払いする集荷価格(概算金)が前年比13%安となったとありました。
今年度の主食用米の適正生産量は693万トン、対前年比96.7%が示されていると聞いていますが、米生産者にとって減産して尚且つ単価が下がれば大きな収入減になります。
田圃は単に米を生産する場所だけではないと私は思っています。
今後、この収入減がどんな影響を及ぼすか気になる所です。
「実るほど値段が下がる稲穂かな」では日本に農業政策は無いに等しい事になります。

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