「さっきな」は「先ほど」や「今しがた」や「ちょっと前」の意。
例文
「
さっきな おひる たべた
ばっか せ」=「今しがたお昼を食べたばかりです」
「おらー も
さっきな ついた
ばか せ」=「俺もちょっと前に着いたばかりです」
「
さっきな わたした しりょう よんで くれた
かい」=「先ほど渡した資料を読んでくれましたか」
「さっきな かのじょ から でんわ が かかって きた ぞ」=「ちょっと前に彼女から電話が架かってきたぞ」
「
さっきな よしながさゆり
さ が あるいてる
とこ みた
だ よ」=「今しがた吉永小百合さんが歩いているところを見たのですよ」
「あいつ
さっきな まで そこ に いた
だに どこ
い いっ
つら」=「あいつちょっと前までそこにいたのに何処へ行ったのだろう」
「
さっきな まで にわ に
じょうびたき の おす が いた
だ よ」=「ちょっと前まで庭にじょうびたき(尉鶲)の雄がいたのですよ」
「
さっきな まで ふってた あめ が いま は ぼたんゆき に なってる
じ」=「先ほどまで降っていた雨が今は牡丹雪になっていますよ」
「
さっきな わたした よていひょう に まちげー が あった
で なおしと
くりや」=「先ほど渡しました予定表に間違いが有ったので直してください」
「
さっきな くすり のんだ
ばっか だで ねつ が さがる は もうすこし かかる
ら」=「今しがた薬を飲んだばかりだから熱が下がるのにはもう少し時間がかかるでしょう」
「どうも みち に まよった
わね。
さっきな の わかれみち まで もどった ほう が いいね」=「どうも道に迷いましたね。 先ほどの分かれ道迄戻った方が良いですね」
「
さっきな しんじゅくえき に ついた
だ が まつもと と ちがって しんじゅく は ひと が おおくて あるく が おっか
ねー ね」=「先ほど新宿駅に着いたのですが松本と違って新宿は人が多くて歩くのが怖いね」