秋のうちはあはれ知らせし風の音(おと)のはげしさそふる冬は来(き)にけり(千載和歌集)
冬来(き)ぬと夕霜さむき浅茅生(あさぢふ)の枯れ葉の風の音(おと)ぞさびしき(新続古今和歌集)
水茎(みづぐき)の岡の萩はら秋すぎて枯れ葉にのこる冬の夕かぜ(亀山殿七百首)
山里の風すさまじき夕暮れに木の葉みだれてものぞかなしき(新古今和歌集)
霜枯れの野べに朝吹く風のおとの身にしむばかりものをこそ思へ(新拾遺和歌集)
梢には残る色なき冬枯れの庭にのみ聞く風のおとかな(新後撰和歌集)
秋のうちはあはれ知らせし風の音(おと)のはげしさそふる冬は来(き)にけり(千載和歌集)
冬来(き)ぬと夕霜さむき浅茅生(あさぢふ)の枯れ葉の風の音(おと)ぞさびしき(新続古今和歌集)
水茎(みづぐき)の岡の萩はら秋すぎて枯れ葉にのこる冬の夕かぜ(亀山殿七百首)
山里の風すさまじき夕暮れに木の葉みだれてものぞかなしき(新古今和歌集)
霜枯れの野べに朝吹く風のおとの身にしむばかりものをこそ思へ(新拾遺和歌集)
梢には残る色なき冬枯れの庭にのみ聞く風のおとかな(新後撰和歌集)