11月8日(火)は、2回目となる徳島県の郵便局訪問でした。小松島市から阿南市、再び小松島市、そして徳島市と歩きました。訪問した郵便局は、次のとおりです。
和田島、坂野(以上、小松島市)、中庄、羽ノ浦、春日野(以上、阿南市)、立江、赤石、小松島横須、小松島、金長だぬき、中田(以上、小松島市)、徳島大原、徳島勝占、徳島八万、徳島末広(以上、徳島市)
徳島末広郵便局は、前回の訪問で飛ばしてしまった局です。訪問できて良かったです。
トップの写真は、7067局目の小松島市の坂野郵便局です。
和田島へは、阿波赤石駅から50分ほど歩きました(以前は朝の内に徳島駅からのバスが有ったのですが)。漁港が有りました。
海に面さない札幌市に生まれ、育った私には、こうした漁港が素敵な景色に思えます。
柿の実が生っています。
そして、その柿を干している家も有ります。
昨年亡くなった私の母親は、徳島県板野郡上板町の出身でした。私は徳島市に出張のおり、徳島市内の果物店で吊るされていた干し柿を母親へのおみやげにしました。母親はたいへんに喜び、食べていました。昔、食べた味だったのでしょう。
無人販売所が成り立つ、日本の国はすばらしい国だと思います。しかし、無料販売所は初めて見ました。「もろうて」は徳島弁でしょうか。
立江郵便局の近くに、「鮒の里」なるものが有りました。ホテルのようです。
近くに立江川があり、漁業権が設定されているようです。鮒が採れるのでしょうか?名物が鮒料理だったりしてなどと考えました。
「名勝 千代の松原」との表示が有りました。
しかし、近くに松が見えません。ちょうど八幡神社のところです。
1980年代までは、この八幡神社の参道に立派な松原が有ったそうです。松喰い虫の被害が大きくなり、1999年(平成11年)に最後の一本が切り倒されたそうです。推定樹齢300年の木だったそうです。現在は、復活に向けて松の植樹がなされています。元々の海岸線は、この松のすぐ傍だったそうです。
私は土木技術者です。北海道では、工事が竣工すると木でできた竣工杭を建てます。四面にそれぞれ必要な事柄を記入します。徳島県では、木杭を建てるのではなく、石を埋め込むようです。
北海道では、これでは冬場は見えなくなるから、木杭を建てるのでしょう。それ以上に雪の降るところも多いですが。しかし、都市部では邪魔になるので、竣工検査が終わり次第、撤去します。会計検査前には再び建てて、終わったら、撤去します。
地域により、こうしたことも違いがあることに気づきました。世の中には知らないことが多すぎます。