2016年12月18日です。この日、私は高知市内の観光をしました。はりまや橋、高知城、桂浜と回り、ひろめ市場で夕食にしました。ひろめ市場では、当然、瓶入りで熱燗にした土佐鶴をいただきました。ホテルに入る前、コンビニに寄り、さらに司牡丹の金鳳ほろよいカップを買い、ホテルで飲みました。金鳳で無いのは、以前に高知市に来たとき、飲んでいます(2012年1月19日 旅のお供 その42で紹介しています)。
司牡丹は、高知県高岡郡佐川町の司牡丹酒造㈱が醸造しています。慶長8年(1603年)関ヶ原の戦いの功績により、土佐の領主となった山内一豊。その山内家の首席家老、深尾和泉守重良が佐川に入った際、従ってきた酒造り商人が前身だそうです。
明治政府の宮内大臣を務めた田中光顕氏が、この佐川の酒を愛飲し、「天下の芳醇なり、今後は酒の王たるべし」と激励の一筆を寄せ「司牡丹」命名したのだそうです。「牡丹は百花の王、さらに牡丹の中の司たるべし」という意味だそうです。