昨年の11月15日、広島県尾道市に行った私は、千光寺公園から「文学のこみち」と銘された坂を下りました。


道のいたるところに碑が有り、作家の作品が彫られています。徳富蘇峰の漢詩です。

かなり狭く、通るのが厳しい所もあります。

こちらは、「海が見えた。海が見える。五年振りに見る尾道の海は懐かしい。」と林芙美子の放浪記の一節が彫られています。


この「文学のこみち」が終わると千光寺の鐘楼が有りました。

1890年(明治23年)に再建されたものだそうです。「驚音楼」と言うそうです。この辺りからの眺めは素晴らしいです。


そして、千光寺の本堂が有りました。トップの写真です。本堂は1636年(貞享3年)に建築されたそうです。
千光寺は、岩に囲まれている寺だと思います。三重岩が有りました。


そして、こちらは62年ぶりに平成17年から行くことができるようになった、くさり山に向かう鳥居です。

写真の女性は、鎖を上って山頂に行ったのでしょうか?

岩に彫られた阿弥陀三尊像が有りました。


室町時代の作だそうです。尾道市の重要文化財になっています。
