Linzer Torte
ルミさんの新刊から、リンツァートルテです。シナモンやナツメグ、クローブが入ってスパイスの効いたオーストリアのお菓子です。
生地にはヘーゼルナッツパウダーを使うのですが、手に入らなかったのでヘーゼルナッツを買ってきてフードプロセッサーで挽いて使いました。アーモンドパウダーで代用しようかとも思ったのですが、やっぱりヘーゼルナッツにしてよかったです。香りが全然違う。挽きたてのせいもあるのかな?とってもいい香りです。
ラズベリージャムを水で薄めたものを表面に流して、土台と同じ生地を格子状に絞ってあります。このジャムを薄めたものがかなり水っぽくて大丈夫かと心配になったのですが、焼いたらちょうどよくなりました。ジャムを落としてあるクッキーなどでジャムの部分がぐに~っとした食感になっているものがありますが、こうして薄めてから焼けばそんな風にはならずちょうどいいんですねえ。でもちょっと焼きすぎて表面が固くなり、まるでタルト生地の中にケーキ生地があるような感じになってしまいました。底が焦げ気味なのが断面でも分かりますね・・・。本には焼きすぎないほうがおいしいお菓子と書いてあるのに~。これはまた今度作ってみなくては。
断面では分からないですが、底にはローストしたヘーゼルナッツを敷いてあるので香ばしいです。それにしても焦げが目立ちますね・・・。