園長です。
梅の花が咲きました。今年の冬は寒さが厳しく、その上、3月には未曾有の大災害に見舞われ、今年は春が来ないのかと心配していましたが、季節は裏切りません。いつものように穏やかな春がやってきました。福島の原発や三陸沿岸の被災地の人々にも必ず、春がやってきます。いつの世でも夜が明けない朝はないのです。ここが辛抱のしどころです。
我が八戸の町は先週は県議会議員の選挙があり、明日から市議会議員の選挙が始まります。東日本大震災の影響で選挙カーによる凱旋運動はしないことになったようです。静かなのは良いのですが、4年に1度のお祭り感覚が私にはあったので、少し寂しいような気がします。市議会議員は私達に身近な存在なので、しっかり話をきいて、「寄らば大樹の陰」に埋没しない自分の意見を言える人に投票したいと思います。この市議会選挙は身近すぎて知り合いがたくさんいるので、とても大変です。・・・でも意中の人はあの人しかいません。是非当選回数を伸ばし、実力をもっとつけて欲しいと思います。
我が家の梅が咲きました。ばたばたと忙しくて、目が梅ノ木にまで行きませんでしたが、昨日、4歳の孫を車から降ろそうとして、ふと振り返ったら、見事に満開に近いくらい咲いていました。あまり大きな木ではありませんが、我が家を新築したときに妻の家からもらったもので、毎年見事な咲きっぷりをみせてくれます。品種は「かるうめ」といい、熟すと黄色になり、おいしそうな匂いがします。実はジュースにしたり梅酒(もどき)にしたり、工夫しているようですが、「梅漬け」はまだ作ったことがありません。腕がないわけではありません。量が揃わないのです。それにもらった「梅漬け」や「梅干」がおいしすぎて、作るまでもないからです。なんでもそうですが「もらって食べる」のが一番・・・かな。
まだ桜が咲くのは先のようですが、今年は震災のための「自粛」が花見を寂しくしそうです。青森県は全国的に有名な「弘前城の桜」などは花見の場所には事欠きません。八戸では「八戸公園」「金吹沢公園」などが賑わいそうですが、私は、誰もいない山の中の一本の山桜に心を打たれます。みんなでわいわい見る桜もいいですが、一人でひっそり見る桜もなかなか風情があっていいものです。今年は趣味の渓流つりにもいっていません。仕事も一段落付いたようなので来週あたりのんびりしてこようかなと思います。・・・でも孫が2人来ているのでそうもいかないのかなあ。賑やかな孫達が今年の春を彩ってくれそうです。