園長です。
非常階段の踊り場の裏側に蜂が巣を作ったようだ。朝、子供たちがその大事件を報告に来た。昨年も小さな蜂が数か所に巣を作り、駆除した。どうやら獰猛な「スズメバチ」の1種ではないようだったので少し安心だったが、今年も巣を作られたとなると、私の沽券にかかわる。この夏は猛暑続きで心配はしていたが女子供では退治が大変なので、いよいよ私の出番だ。最近は私の出る幕はほとんどなく、すべて副園長、主任が力仕事を担当している。私は最後の確認が主な仕事になっていたが、これだけは別だ。知識と度量と一瞬の判断が必要だ。まだまだ女子供に任せてはいられない。太陽がじりじり照り付けるごご3時。子供たちは園内にいる。今がチャンス。子供たちに危害が及ぶことだけは避けなければならない。我が家から持ってきた「スーパースズメバチ ジェット」。これが効く。我が家の縁の下に、あしなが蜂が直径10センチくらいの巣を作り、親蜂が頻繁に飛び交っていたが、これで一瞬にして駆除してしまった。子供たちや職員が近くにいないことを確認し、郷ひろみのごとく、はえはえジェーット・・・。近くでぶんぶん飛んでいた蜂まで一発で落ちてきた。戦死した蜂、約5匹(たぶん死んだと思うが死体確認できず・・)。毒液をたっぷり注ぎ込んだ蜂の巣から幼虫が約3匹(初めに足で踏づけたので実数は不明)憤死。この蜂は3センチくらいの体長で黒い羽と黒い体をしており、あしなが蜂の一種と思われる。その後園舎外周を見回ったが、巣はなく一安心でした。
今日の新聞に気になる記事(詩)が載っていましたので紹介します。
まいにち 満員電車に乗って 人を人とも 思わなくなった
インターネットの 掲示板の書き込みで 心を心とも 思わなくなった
虐待死や 自殺のひんぱつに 命を命と 思わなくなった
じゅんび は ばっちりだ
戦争を戦争と 思わなくなるために いよいよ 明日から戦争がはじまる (宮尾節子)
集団的自衛権のことを想定しての詩かと思ったが、今の日本人の心そのもののような気がする。来年4月から保育園はこども子育て支援新制度により大きく変貌しようとしている。国の考えとは違うところで自分勝手な言い分がまかり通っている。保育園関係者も幼稚園関係者も一度原点に返ってもらいたい。経営も大事だが何でもありの制度ではないはずだ。それぞれの園での志、理念を思い出してほしい。保育園、幼稚園の使命は「子どもの健やかな成長」であるはずだ。その次に経営があり、志を同じくする集団がある。しかし、最後は園の経営者の判断ですべてが決まる。上の詩のように、絶望に向かって突き進んではいけないのである。今が大事。もっとも大切なものを忘れないように・・・。