園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

湯治

2014-12-07 21:39:38 | 日記

園長です。

 昨日6日、無事発表会が終わりました。園舎が新しくなり、2回目の発表会でしたが、来場者は昨年を上回り、400人近い観客だったと思います。150人くらいまでは何とか数えたのですが、休憩が入ってごちゃごちゃになり主催者推定で約400人としておきましょう。オープンスペースの2階部分がほぼ満席・・・。子ども一人に着き大人が3名ついてくるという感じです。確かにあまり見たことのないお祖父さん、お祖母さんが何人も見えていました。きっと昨年の様子を見た保護者が「楽勝で観られる。」という判断をしたのでしょう。楽勝とまではいかないまでも、まだもう少し入る余裕があるくらいで、ほとんど満席状態でした。そんな大応援団を前に、こどもたちはたくさんの見せ場を作ってくれました。我が園の発表会は、普段の保育の園長選なので、普段取り組んでいる保育をそのまま子どもたちがプロヂュースして発表します。もちろん、大道具、小道具もなるべく子どもたちが関わって作ります。特に異年齢3部作は園長の私が言うのもなんですが、「見ごたえ」があります。0~2歳児の発達段階と3歳以上の取り組みは年齢以上に成長を感じさせます。今年は「裸の王様」の劇がとても評判が良かったようです。3歳以上の子どもたちは自分のやりたい役、関心がある出し物を自分で考えて、自分で選びます。子どもたちは年長をリーダーに3歳の子や4歳に子の出番を考えながら、セリフも考えます。自分たちで考えるので、最後までやり遂げようと工夫します。保育士はあくまで後方支援に徹します。そのような取り組みが観ている人に感動を伝えるのだと思います。

 保育園での大きな行事は、「子どもたち一人ひとりの成長」「各年齢ごとの発達段階」を保護者に確認してもらうことが大きな目的ですが、保育園の取り組みが子どもたちにどのような成長を促しているのか確認する場でもあります。1階では、50インチの大型モニターで観られるようにしていますが、そこでもたくさんの保護者が観ていたようです。子どもたちも大人たちも楽しんだ発表会でした。観に来てくれた全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 今回は、来年から長坂保育園が「幼保連携型認定こども園」へ移行するので、始まる前に少し時間をいただいて説明会をしました。新聞や八戸市の広報などで情報が入っていたせいか質問もなく静かに説明を聞いてくれました。これから同意書や市での調整を経て、「契約書」を買わすわけですが、新しい制度が子どもたちや保護者、そして私たちに優しい制度であってほしいと心から思います。金曜日に八戸市から利用定員と施設種別の「内示」がありました。いよいよ本格的に動き出したと実感することができました。ここ2,3ヶ月は忙しい日々が続きそうです。今の心境は「賽は投げられた、前へ進むのみ。」と言うところでしょうか。

 さて、昨日は発表会が終わった後、夜から職員の「忘年会」を行いました。忙しい1日が終わり、ほっとしたのでしょう。みんな飲むは食べるは・・・。このパワーが長坂保育園の原動力なのだと改めて感じました。この勢いで、新制度の壁を乗り越えて欲しいものだと思います・・・あ、それは私の仕事か・・・・。

 ということで、本日は体と頭を休めるため、朝から温泉で「湯治」をしてきました。朝10時から夕方4時まで実に6時間「新八温泉」でリラックスタイムを過ごしました。湯船に入り、サウナに入り、途中食事をし、リラックスルームで映画を見ながらお昼寝もしました。そしてまた、温泉、野天風呂、湯滝に入り、最後は「古代檜ぶろ」にゆっくりつかり、午後4時に湯治場を出ました。老体には必要な時間だとつくづく思いました。来週も忙しい日程が続きます。今度は市長や八戸市議会議員さん方との懇談会もあります。八戸市の子どもたちと保護者、そして私たち保育関係者のためにもう少し良い環境を作るために頑張りたいと思います。

コメント
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