園長です。
毎日暑い日が続いていますが、これを読んでいる皆さんはお元気ですか。九州、中国四国地方は大雨のために甚大な被害が出ているようです。昨年は東北地方でも大きな被害がありました。心からお見舞いとご冥福をお祈り申し上げます。
それにしても「特別警報」の「ただちに命を守る行動をとってください。」という緊急メッセージは、最近頻繁に聞かれるようになった気がします。1年に1度以上は聞こえるような・・・・。これから台風の季節になりますが、数百年、あるいは何十年に一度発生するかもしれないという「特別警報」ですが、そのうち「超特別警報」なるものが出てきそうな気配がします。ここらで本気で地球規模の気象を考えていかないと、地球の残り時間はますます少なくなってしまいそうです。
さて、天気のことを嘆いても、自分ではどうもならないのでもどかしい気持ちがありますが、私自身は数年前の「雨男」を卒業した気になっていましたが、どうも「雨女」が近くに潜んでいるようで、私にも影響を与えているようです。週間天気予報ではばっちりの予報が、あっという間に「雨」マークに変更・・・なんてことは先日の「親子バス遠足」でも確認されました。そして「幼児サッカー大会」。2,3日前は「晴れ」でしたが前日から「曇り」午後から「雨」。普段はあまり予報が当たるという気はしませんが、こんな時に限り「確実性」が増します。実際午後の決勝トーナメントに入ってすぐ雨になり、閉会式は屋内運動場を借りて行いました。確か2日前までは晴れマークだったような気がしますが・・・。残念ながら「雨女」の正体はまだつかんでいませんが、じきに尻尾をつかんで白状させたいと思っています。私が捕まったら・・・ごめんなさい。
さて、最近職員会議でよく出る話題があります。それは「手が出ない。」という話題です。決して「高嶺の花」とか「暴力」の話ではありません。子供たちの怪我のことです。今年になって「けが」をして「歯科医」に連行したのはかなりの数に上ります。「肘内障」を抜いて堂々の第一位です。保育園の嘱託医のところに何度駆けつけたことか・・・。原因は転んで歯をぶつけた。普通転んだら「手」が先に出て、顔や頭は確保されるのですが、転んでも手が出ない、のだそうです。けっして手をポケットに入れていたのではなく、自由な両手が使える状態で顔面から転ぶのだそうです。懲りない子は一日に2回も同じところをぶつける子もいます。「手を出せよ」ということですが、なかなかそうもいかないようです。外で遊んでいても「顔」や「歯」を平気で傷つけてきます。そのたびに園長の私の前に連行され事情聴取されます。「手を出せよ」と何度言ったことか・・・。わが園では体力作りのために「サッカー」や「わくわく教室」を取り入れていますが、歯、口の強化も欠かせなくなったようです。保護者に問うと「まさしく同じです。」と・・・。家庭でも同じ状況が起こっているのだそうです。口は大切です。会話や食事、呼吸に欠かせない器官ですが、もう少し大事にしてほしいと思います。職員会議のたびに「歯」が・・・「口」が・・・という報告があるたびに「手を使おうよ」とつい言ってしまう園長です。どうしたら解決するのかいましばらく職員と考えてみたいと思います。これからもっと暑くなると「口も出せなくなる」のでしょうね。何とかせんといかん・・・と思うのは園長だけでしょうか。