今年も「幼児サッカー大会」の季節がやってきました。6月2日には「八食フットサル大会」が行われましたが、この大会は規模も参加園数も応援も比べ物にならない大きさです。保護者の応援はおそらく1,000人を超えるくらいだと思います。選手・職員を含めると・・・両手では足りないくらいの人数になります。今年は大会発足30周年を迎え、執行部では記念になる品物を「参加賞」として贈るようです。20回大会の時は、参加園全部の園旗と歴代優勝チームが記載されたものをいただきました。わが園は歴代優勝チームの一員ですが30年前に4園で始まったころを考えると灌漑深いものがあります。今年はおりしもワールドカップロシア大会の真っただ中、日本チームの活躍を祈りながら私たちもサッカーを楽しみたいと思います。
さて、本日、大会前の公式練習試合が行われました。これには子どもたちの「腕ためし」的な要素と実戦経験を確認するためのものであり、いわば本戦での作戦を練る意味合いもあります。個人的に練習試合を行っている園もあるようですが、予選ブロックで当たらないチームとの戦いはこの公式練習の場が最適だと思います。この練習試合は2日間行われ、どのチームも最低1日は参加しているようです。本日は新井田公園で行い、明日は「ダイハツスタジアム」で行います。プロのチームの本拠地で練習試合というのもすごいですが、子どもたちには憧れの地になっているようです。地元チームの応援もかねて昨年度から使わせていただいています。
30年の歴史はとても重みのあるものだと思います。あのJリーグよりも前から行っているのです。ワールドカップ日本・韓国の時も大いに盛り上がりました。園児の中から日本代表が出てほしいとすべての園の関係者が思ったものです。その願いはまだかなっていませんが、それほど遠くない時期に実現するような気がします。でもこの幼児サッカー大会は勝つためだけのものではなく、負けても良い経験になります。悔し涙の分だけ子どもたちは大きく成長するのです。そして一番大事なことは「基本・ルールを守る」ということです。ともすれば「これくらいの反則はしてもいい」というようなことは決してありません。日本代表の選手も良く反則をして「PK」を与えて負けている試合が良くあります。勝つことにこだわりルールを無視すればどこかの大学のアメフトチームのようになりかねません。子どもにはルールを守り、正しい試合をしてほしいものだと思います。これから小学生、中学生、高校生と成長する子どもたちですが、基本がしっかりしていれば技術もテクニックもおのずから身につくのではないでしょうか。
今日は16チームが参加しました。明日は残りの4チームも参加するようです。全ての試合を見たわけではないですが、今年は戦力図が少し今までと違うような気がします。また、ボールを蹴ることがあまり上手ではないようにみえました。わが園でもそうですが、これまでは「ゴールにズバッ」と決まるゴールが多かと思いますが、よろよろ、ころころとゴールに滑り込むようなゴールが多いような感じがしました。みんなしっかり外遊びをしているのか不安が募ります。練習試合とはいえ、得点がめっきり少なく、キック力も落ちているようです。わが園の最後の試合に「PK戦」を練習したのですが、ノーバウンドでゴールさせた子は10人蹴って一人もいませんでした。ころころ、よれよれとやっと決まったゴールでしたが、本番ではしっかり決めてほしいものだと思います。今年のサッカー大会は今までにない何かが起こるような予感がします。「初優勝」のチームがどこかで虎視眈々と狙っているような・・・・。明日の練習試合を見て、2018年幼児サッカー大会ベスト8予想をしてみたいと思います。昨年、予想をブログに出さなかったことでたくさんの方に「残念」「どうしたの?」「年取ったの?」などと言われ、こんな予想でも楽しみにしているんだなあと改めて感じました。予想はもうよそう。と思っていましたが、皆さんのご期待に応えてもう少しだけ感じたことを綴って見たいと思います。明日をお楽しみに・・・・。