園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

卒園式総練習

2022-03-15 16:09:17 | 日記

八戸では連日、新型コロナの感染が100名前後と高止まりしています。この分だと八戸市民全員がコロナに感染するまで拡大しそうです。市内の保育園でも毎日のように「全面休園」「一部休園」と連絡が入ります。「再開」の連絡もありますが、再び休園となるケースもあります。ほとんどは「軽症」もしくは「無症状」です。感染した家族に様子をうかがうと「皆元気です」「熱も咳もありません」という答えがほとんどです。感染者対応もめまぐるしく変わり、保健所でも持て余しているように思います。保育園で感染が確認されると園児の聞き取りはせずに「休園」となるようです。家族の感染だと一応「濃厚接触の指定」があり、保健所から個別に連絡があるようです。最近は国からの連絡や指示もなくなりました。これからどのように考えて対策を練ったらいいのかとても困っています。他の園の園長先生方と話をすると「園での対応は無理」との答えが返ってきます。どこの園長も「感染したら仕方がない」という心境のようです。そんな中で我が園では今週の土曜日に卒園式を行う予定です。卒園式を延期、若しくは中止した園もあるようですが、できれば無事に卒園させてあげたいと思っています。今日はその予行練習がありました。全員マスクをつけての練習でした。私もマスク越しで子供の名前を呼びましたが、やはり「いズィ」。ただでも「聞き取りにくい」と言われているので、自分でもわかります。それでも卒園証書をもらう子ども達の瞳はきらきら輝いていて、真剣そのものでした。園長冥利に尽きるという言葉はあのような場面で使うのでしょう。新型コロナのおかげで来賓もなし、保護者も二人までと制限させてもらいましたが、これもそれも「決行」できてのこと。練習の最後につい言った言葉が「コロナに負けるな」でした。食う・寝る・遊ぶをしっかり行い、コロナに感染しない、感染しても直ぐ立ち直る体になってほしいと呼びかけました。あと三日。このまま静かに卒園式まで過ぎてほしいものだと心から祈ります。

 

3月12日(土) 今日は4月から入園する子の入園説明会がありました。新型コロナ対策のために午前と午後に分かれて行いました。ひとテーブルに一人、対面で行いました。ズームでの開催も考えましたが、これから何年か過ごす保育園生活の説明なので、生の声で伝えました。我が園の副園長と主幹保育教諭が担当しましたが、まさに「立て板に水」のような説明でした。クラス担任の説明もあり、4月からの保育が楽しみです。また、今日は地元の中学校の卒業式があり、我が家の孫も無事卒業したようです。今年も新型コロナのために来賓として呼ばれることはありませんでしたが、やはり少し寂しい思いがします。あとは高校合格の知らせを待つばかりですが、こっちの方が心配です。 さて、今日はコロナ禍の中の土曜日ということもあり、園児数は少なめでした。八戸市は、ここ数日感染者の記録を更新し続けていて、特に保育施設の感染が増えています。毎日複数の園で休園になっています。我が園でも毎日ハラハラドキドキしながら保育を行っていますが、最後の最後に首の皮一枚残って、休園には至っていません。これも隅の観音様のご加護かもしれません。  今日のメニューは「オムライス」。ケチャップライスを卵焼きを一枚づつ巻いて、一人一人模様の違うオムライスになっていました。もう一方の巻物は「ロールキャベツ」。中に挽肉がたっぷり入り、食べ応えがありました。おつゆは「豆腐のスープ」。普通は味噌か醤油なのですが、オムライスに合わせて醤油味の豆腐スープでした。昨日のお別れ会では調理員の大活躍があり、今日は少し抑えめのメニューだったかも・・。いつもご苦労様です。

3月11日(金) だいぶ春らしい気候になりました。長閑な天気とは裏腹に新型コロナの感染拡大で心は真冬並みの嵐が吹き荒れています。PCR検査の結果待ちが複数あり、まさに首の皮一枚でつながっている状況です。まあ、私の首は運動不足で厚くなっているのでもう少し持ちこたえれるのかなあと思っていますが・・・。今日は年長組のお別れ会でした。我が園では「異年齢保育」をしているので、クラスの壁はありません。しかし、今年は新型コロナのために「年齢別保育」を余儀なくされています。それでも異年齢の取り組みは大切なので、感染拡大防止に努めながらいろいろ工夫して保育を行っています。今回のお別れ会は、異年齢での最大のイベントで、中止にするか、決行するか随分悩みましたが、今年はいろんな行事が無くなっているのでせてこのお別れ会だけは行ってほしいという職員の熱い思いで「決行」となりました。そのため、テーブルも年齢ごとになり、異年齢の行事と少し違う形になりました。調理員たちが腕によりをかけて作ってくれた料理は子ども達の良い思い出になったことと思います。我が園で行っている「セミバイキング」の集大成です。食べたいものを心置きなくお代わりをしていました。コロナに感染しないよう、たくさん食べて、いっぱい体を動かし、しっかり体を休めてほしいと思います。それにしても、あと20日でこの子たちとお別れになるのはとても寂しい思いがします。卒園式だけはコロナに邪魔されたくない思いでいっぱいです。

3月10日(木) 園庭の金縷梅(まんさく)がだいぶ色づいてきました。春一番の花なので何となく親しみを感じます。花言葉はわかりませんが「希望」「未来」といった言葉がふさわしいと思います。今日は気温も高く子ども達は散歩や根城の広場に出かけ、体を動かしたようです。年中組はだんだんサッカーにも目覚め、熱が入っているようです。もう3月も半ば、令和4年度の大会の日程も決まりました。来月の今頃はゴールを目指し、一生懸命ボールを蹴っていることでしょう。  さて、今日のメニューは「イカの天ぷら」でした。少し衣が硬かったように感じましたが、おいしくいただきました。野菜が入ったビーフン炒めも色合いが良く、おかわりをしている子が結構いました。明日はいよいよ「お別れ会」です。年長組と在園児の最後の会食です。感染対策をしっかり行い、卒園児をもてなしたいと思います。

3月9日(水) だいぶ春らしい気候になりました。園の中庭にある「金縷梅(まんさく)」が咲き始めました。寒々とした枝に黄色い毛糸を巻き付けたように可憐に咲いています。これからもう少し暖かくなると一斉に咲き誇り、いよいよ春の彩りに染まります。ブナの芽も赤く膨らみ葉を出す準備をしています。今年の冬は寒く、長かった気がします。今日はコロナ感染の電話も来ていません。コロナの存在が寒さを膨らませたのかもしれません。それでも春は巡ってきます。自然の偉大さを改めて感じます。この調子でウクライナの戦争も収まればいいのに・・・と思います。  さて、今日のメニューは、「焼き鯖の大根おろし煮」でした。サバは焼いても煮ても、干しても、酢で締めてもおいしい魚です。最近は「刺身用」のサバもあるようです。今日は大胆にも「大根おろし」と一緒に「煮魚」として登場しました。焼き鯖とは少し違う食感でしたが、サバ独特の味と旨味、香りは健在でした。お母さん手作りのおにぎりにはぴったりのおかずだったように思います。明日は「イカ」の出番のようです。イカ、サバは八戸の特産です。大いに食したいと思います。

3月8日(火) 今日の給食は、豚肉と鶏肉の競宴でした。とんかつはなんと「ひれ肉」を使っていました。ロースよりは脂肪分も少なく食べやすかったです。鶏肉は「鶏汁」にたっぷり入っていて、おいしい出汁ができていました。人参やごぼうなどの野菜もたっぷり入っていました。久しぶりに「白菜とリンゴのサラダ」がでました。白菜とリンゴを刻んでドレッシングをかけただけですが、これが美味しいんです。デザートはもも缶。我が園ではあまり缶詰類は使わないのですが、非常用食品の入れ替えの時によく出るようです。今日は、子ども達がお代わりの行列ができるほど人気メニューでした。とんかつはみんな大好きのようです。

3月7日(月) 今日の午前中は2階から「~入場です!」や「どうぞ!」という声が聞こえてきていました。11日のお別れ会に向けて、年中さんが練習をしていたようです。今年度は行事が中止・中止となっていたので、最後のお別れ会、卒園式は中止にせずにやりたいなと、本当に、心の底から思っています。 今日の給食は麻婆春雨でした。ツルツルっと進み、とても美味しかったです。小松菜とえのきのお浸しは、見た目が緑だったので、「少しにしてください」という子が多いようでした。でも、小松菜がシャキシャキして美味しかったですよ。 昨日降った雪が、日中のあたたかさで溶けました。「雪遊びする!」と張り切っていた子たちも、午前中ギリギリ遊べたようでした。卒園式前後にドカッと雪が降ることが多い八戸ですが、ちょっとした気温や風、日差しが変化してきて、だんだんと春に近づいているように感じます。玄関にはお花屋さんからいただいた梅も飾っています。本当に春が待ちどおしいです。(松田)

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