野球狂の詩 「北の狼南の虎」 LP版 (テレビ放送の音声) (1979年6月)
役名:岩田鉄五郎、ナレーション
LP版の「北の狼南の虎」です。
私はこれを劇場版からの音声だと思い込んでいたのですが、良くチェックしてみたら、
テレビで前後編で放送された同名のエピソードのLPでした。(注)
前回「野球狂の詩」のキャストに「王島大介:森功至」と書いたのですが、このLPのキャストでは「王島:作間功」になっていました。
もう一度調べてみたのですが、どうやら劇場版が森功至氏で、テレビ版は作間氏が担当されていた様です。劇場版のパンフレット等が手元に残っていないのが残念です。
(LPは一応もう一度聴いてみましたが、やはり作間氏でした。)
キャスト (テレビ版の音声)
*出演者が多いですが、完全な資料を見かけないので、ご参考の為に全部アップします。
火浦健:曽我部和行
火浦政:大宮悌二
岩田鉄五郎:納谷悟朗
五利監督:雨森雅司
お峰:島木綿子
おたね:高村章子
王島大介:作間功
王島の父:仲木隆司
王島の母:坪井章子
白大雪高校校長:加藤正之
阿蘇高校監督:飯塚昭三
白大雪高校理事:加藤修
北海組社長:柴田秀勝
北海組二代目:田中康郎
八百光:水島鉄夫
肉屋の主人:島田彰
肉屋のおかみさん:峰あつ子
子供1:野沢雅子
子供2:永久勲
加代:武藤礼子
先生:兼本信吾
陳来軒の主人:藤本譲
陳来軒のおかみ:中島喜美栄
北海組組員:木原正二郎
大川:三橋洋一
記者A:滝雅也
記者B:宮村義人
スカウトA:北村弘一
スカウトB:清川元夢
スカウトC:池田勝
見物人A:田中崇
見物人B:岡田道郎
アナウンサー:寺島幹夫
アナウンサー:古川登志夫
ナレーター:納谷悟朗
「北の狼」北海道白大雪高校の火浦健と「南の虎」九州阿蘇高校の王島大介。
全く違った生い立ちの二人に見えたが、実は双子の兄弟。
兄の火浦は北海道のやくざに育てられ、弟の王島は九州でごく普通の家族に大切
に育てられていた。
中学時代から野球をやっていた火浦は、甲子園を夢見て高校に進学する。
白大雪高校は火浦の好投で北海道地区優勝を果たし、ついに念願の甲子園が目前に迫っていた。
しかし学校の理事会で、火浦の父がやくざである事が問題になり、政は火浦の為に組を辞めようとするが、組長はそれを許さず、政を殴りつけ政はそのまま死んでしまう。
父の為に野球部を退部して来たばかりだった火浦は、父の死に怒り悲しみ、北海組へ父のドスを持って殴りこむ。
二年後。王島の阿蘇高校が甲子園で優勝。王島は国体などでも活躍を続けていた。
単身上京した火浦はメッツのテストを受け入団。
王島は阪神にドラフト指名1位で入団する。
暗い感じの火浦とは対照的に、王島は、明るく、とても気持ちのいい性格だった。
高1の時に、両親が実の親ではない事を偶然知ったが、変わらぬ態度を取り続けていた。
開幕投手となった火浦は、王島を相手に投球する。が、王島はなぜか火浦の球筋を読む事が出来、ホームラン。王島にはホームランを取られたものの、火浦は完投し勝利投手となる。
やがて火浦は時々通っていた陳来軒の加代が実母であり、ライバルの王島が双子の弟だと知る。
リーグ優勝争いで、再び対決する火浦と王島。
今まで手の内を読まれていたのは、王島が双子の弟だった為と知った火浦は、王島の裏をかいた投球でメッツを優勝に導く。
加代は二人の対決を見て、二人が立派になった事に涙するが、火浦が一緒に住もうと言うと、息子達を捨てた自分にそんな資格はないと、静かに去って行こうとする。
優勝を決めた火浦は、去って行く加代に追いつく事が出来た。
そして弟の王島には本当の事を言わず、「来年も頑張ろう」と心の中で呼びかける。
いきなりメッツが優勝したり、双子が北海道と九州にいたり、かなり出来すぎの話ですが、面白かったです。
悟朗さんや雨森氏(五利監督)の出番はあまりなかったが、火浦がテストで投げるのを見て驚いたりする場面や、優勝をかけたメッツの試合の場面等、良かったです。
ナレーションも担当されていたので、それも嬉しかった。ナレーション、素敵でした!!
あとは、曽我部氏がダントツにカッコ良かった!(笑)
柴田氏や大宮氏もとてもヨカッタです。
劇場版のキャストもほとんど同じだと思いますが、最初に書いた通り、王島は森氏が担当された様です。(劇場版の加代も間違いなく武藤礼子氏だったと思います。???)
出来ればテレビ版と劇場版、両方再見したいですが、今の所機会がありません。
スタッフ
原作:水島信司 製作:本橋浩一 企画:別所孝治、渡辺忠美
脚本・監督:岡部英二 音楽:京建輔 作画監督:金沢比呂司
美術監督:半藤克美 撮影監督:三沢勝治
音響監督:浦上靖夫(オーディオプランニングユー)
効果:松田昭彦(イシダサウンドプロ) 調音:中戸川次男
制作協力:土田プロダクション プロデューサー:渡辺忠美
発売元:日本コロムビア株式会社
(注)当時はまだビデオが一般に普及していなかったので、音声だけを入れたLPが結構出ていました。悟朗さんの声がいつでも聴けると思って、買い込んだ物の一つです。(笑)
ラジオドラマ等と違って、音だけでわかる様に作ってある作品ではないのに、よくアニメの音声をレコード化してくれたものだと思います。(笑)
少しでもストーリーを分かり易くする為に、沢山の場面の絵が載っていました。
役名:岩田鉄五郎、ナレーション
LP版の「北の狼南の虎」です。
私はこれを劇場版からの音声だと思い込んでいたのですが、良くチェックしてみたら、
テレビで前後編で放送された同名のエピソードのLPでした。(注)
前回「野球狂の詩」のキャストに「王島大介:森功至」と書いたのですが、このLPのキャストでは「王島:作間功」になっていました。
もう一度調べてみたのですが、どうやら劇場版が森功至氏で、テレビ版は作間氏が担当されていた様です。劇場版のパンフレット等が手元に残っていないのが残念です。
(LPは一応もう一度聴いてみましたが、やはり作間氏でした。)
キャスト (テレビ版の音声)
*出演者が多いですが、完全な資料を見かけないので、ご参考の為に全部アップします。
火浦健:曽我部和行
火浦政:大宮悌二
岩田鉄五郎:納谷悟朗
五利監督:雨森雅司
お峰:島木綿子
おたね:高村章子
王島大介:作間功
王島の父:仲木隆司
王島の母:坪井章子
白大雪高校校長:加藤正之
阿蘇高校監督:飯塚昭三
白大雪高校理事:加藤修
北海組社長:柴田秀勝
北海組二代目:田中康郎
八百光:水島鉄夫
肉屋の主人:島田彰
肉屋のおかみさん:峰あつ子
子供1:野沢雅子
子供2:永久勲
加代:武藤礼子
先生:兼本信吾
陳来軒の主人:藤本譲
陳来軒のおかみ:中島喜美栄
北海組組員:木原正二郎
大川:三橋洋一
記者A:滝雅也
記者B:宮村義人
スカウトA:北村弘一
スカウトB:清川元夢
スカウトC:池田勝
見物人A:田中崇
見物人B:岡田道郎
アナウンサー:寺島幹夫
アナウンサー:古川登志夫
ナレーター:納谷悟朗
「北の狼」北海道白大雪高校の火浦健と「南の虎」九州阿蘇高校の王島大介。
全く違った生い立ちの二人に見えたが、実は双子の兄弟。
兄の火浦は北海道のやくざに育てられ、弟の王島は九州でごく普通の家族に大切
に育てられていた。
中学時代から野球をやっていた火浦は、甲子園を夢見て高校に進学する。
白大雪高校は火浦の好投で北海道地区優勝を果たし、ついに念願の甲子園が目前に迫っていた。
しかし学校の理事会で、火浦の父がやくざである事が問題になり、政は火浦の為に組を辞めようとするが、組長はそれを許さず、政を殴りつけ政はそのまま死んでしまう。
父の為に野球部を退部して来たばかりだった火浦は、父の死に怒り悲しみ、北海組へ父のドスを持って殴りこむ。
二年後。王島の阿蘇高校が甲子園で優勝。王島は国体などでも活躍を続けていた。
単身上京した火浦はメッツのテストを受け入団。
王島は阪神にドラフト指名1位で入団する。
暗い感じの火浦とは対照的に、王島は、明るく、とても気持ちのいい性格だった。
高1の時に、両親が実の親ではない事を偶然知ったが、変わらぬ態度を取り続けていた。
開幕投手となった火浦は、王島を相手に投球する。が、王島はなぜか火浦の球筋を読む事が出来、ホームラン。王島にはホームランを取られたものの、火浦は完投し勝利投手となる。
やがて火浦は時々通っていた陳来軒の加代が実母であり、ライバルの王島が双子の弟だと知る。
リーグ優勝争いで、再び対決する火浦と王島。
今まで手の内を読まれていたのは、王島が双子の弟だった為と知った火浦は、王島の裏をかいた投球でメッツを優勝に導く。
加代は二人の対決を見て、二人が立派になった事に涙するが、火浦が一緒に住もうと言うと、息子達を捨てた自分にそんな資格はないと、静かに去って行こうとする。
優勝を決めた火浦は、去って行く加代に追いつく事が出来た。
そして弟の王島には本当の事を言わず、「来年も頑張ろう」と心の中で呼びかける。
いきなりメッツが優勝したり、双子が北海道と九州にいたり、かなり出来すぎの話ですが、面白かったです。
悟朗さんや雨森氏(五利監督)の出番はあまりなかったが、火浦がテストで投げるのを見て驚いたりする場面や、優勝をかけたメッツの試合の場面等、良かったです。
ナレーションも担当されていたので、それも嬉しかった。ナレーション、素敵でした!!
あとは、曽我部氏がダントツにカッコ良かった!(笑)
柴田氏や大宮氏もとてもヨカッタです。
劇場版のキャストもほとんど同じだと思いますが、最初に書いた通り、王島は森氏が担当された様です。(劇場版の加代も間違いなく武藤礼子氏だったと思います。???)
出来ればテレビ版と劇場版、両方再見したいですが、今の所機会がありません。
スタッフ
原作:水島信司 製作:本橋浩一 企画:別所孝治、渡辺忠美
脚本・監督:岡部英二 音楽:京建輔 作画監督:金沢比呂司
美術監督:半藤克美 撮影監督:三沢勝治
音響監督:浦上靖夫(オーディオプランニングユー)
効果:松田昭彦(イシダサウンドプロ) 調音:中戸川次男
制作協力:土田プロダクション プロデューサー:渡辺忠美
発売元:日本コロムビア株式会社
(注)当時はまだビデオが一般に普及していなかったので、音声だけを入れたLPが結構出ていました。悟朗さんの声がいつでも聴けると思って、買い込んだ物の一つです。(笑)
ラジオドラマ等と違って、音だけでわかる様に作ってある作品ではないのに、よくアニメの音声をレコード化してくれたものだと思います。(笑)
少しでもストーリーを分かり易くする為に、沢山の場面の絵が載っていました。