自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

宇宙戦艦ヤマト 劇場版

2005-05-26 | 宇宙戦艦ヤマト

宇宙戦艦ヤマト 劇場版 (1977年8月6日劇場公開)
役名:沖田十三

あの夏は熱かった!(笑)
本当に大変な人気でしたよね、「宇宙戦艦ヤマト」!!
私は銀座(東急?)で拝見しました。パンフレットが残っています。
1977年8月7日(日)に拝見。気負い込んで、公開二日目に観た様です。(笑)

「イスカンダルへの追憶」特典DVDを観て懐かしくなり、久しぶりに劇場版のビデオも観てしまいました。(笑)
なおこのビデオは「スターシャ生存編」です。
劇場では「スターシャ死亡編」が公開されたらしいのですが、私はこの辺の記憶が全くありません。(苦笑)

キャスト(パンフレットに載っている順)
沖田十三:納谷悟朗 
古代進:富山敬 
島大介:中村秀生(表記のまま)
森雪:麻上洋子 
古代守:広川太一郎 
徳川彦左衛門:永井一郎 
真田志郎:青野武
大田健次郎:安原義人 
加藤三郎:神谷明 
佐渡酒蔵:永井一郎 
アナライザー:緒方賢一
地球防衛軍司令:伊武雅之 
デスラー総統:伊武雅之 
ヒス副総統:山下啓介
ドメル将軍:小林修 
シュルツ司令官:大林才史 
スターシャ:平井道子
ナレーター:木村幌
*南部君、見かけましたが、セリフ無かったんでしたっけ???(忘却)

劇場版は、やはり時間が限られているという事もあり、あらすじになっていますが、それなりに楽しかったです。
悟朗さんの声、本当にカッコイイ!!
昔は、沖田の絵がとても高齢に思えて、「どうして悟朗さんの役がオジイサンなんだ?」と思っていましたが、今拝見すると、声が本当にカッコ良くて感動します。
(パンフレットによると、沖田は52歳になっていますが、私は70歳ぐらいかと思っていました。苦笑)

この劇場版はテレビシリーズを再編集した物だそうですが、TVであれだけ大ヒットして、鳴り物入りで上映された映画なのに、どうして皆さんの声を使い回しているんでしょう・・・??
私は、今の今まで声は映画の為に新録したのだと思い込んでいました。
(苦笑)

「バカめと言ってやれ」、「やつらにはこの艦では勝てない」や「死ぬなよ、古代」、聴かせて頂きました!
昔は太一郎さんの「戦って戦って戦い抜いて・・・」と言うのが、カッコ良くて、「太一郎さんはいいなぁ、カッコイイ役で」(悟朗さんはオジイサンの役なのに)・・・と思っていましたが、今は「明日の為に今日の屈辱に耐えるんだ。それが男だ。」の方がカッコ良く思えます。
沖田って、セリフがとことんカッコイイです。悟朗さん最高です。(いつもコレ。笑)

テレビで好きだったシーンが、結構カットされていたのはちょっと残念でした。
古代君が最初、沖田の事を「兄さんを死なせた奴」みたいな目で見ていたのに、沖田を知るうちに、段々尊敬していくという部分が好きですが、それは出てきませんでした。

沖田の病気のシーン。佐渡先生との会話が好きです。佐渡先生が古代や雪の前では、ひょうきんに振舞っていたのに、沖田と二人きりになると、とってもシリアスに病気の事を話すのが印象的でした。

七色星団もいいですね。小林修さんも本当にカッコ良かったです。
「これが私の最後の決め手だよ、ゲール君」が最高です。
ドメルが自爆装置を始動する所、「ドメルの艦は自爆するつもりだ!」の悟朗さんが力強くて良かったです。
(「イスカンダルへの追憶DVD」にはこの部分は入っていませんでした。)
ヤマトの生ドラマの時に、「ドメルは敵ながら天晴れ」と小林さんがコメントされていたのを覚えています。
小林さんは、ヤマトにいろいろな役でご出演でしたが、やはりドメルが一番印象深いです。

イスカンダルで、徳川がスターシャに申し訳なさそうにお辞儀しているシーンが、1コマ入っていました。でも藪の話は全然出てこないんです。どうしてあの徳川さんのシーンを前後の脈略無しに入れたんでしょう???

古代守:「進じゃないか!」 
古代進:「生きていたんだね、兄さん!」
広川&富山のお二人だと、本当に兄弟の様な気がします。(笑)

古代守が沖田の病室を訪ねる場面がありませんでした。
守と真田さんが再会する所、好きなんですが。
あとは、コスモクリーナーDの組み立てにあっさり成功しています。
そしてデスラーがしぶとく戻ってきて、最後の攻撃をかけてこないので、真田さんが「こんな事もあろうかと」冥王星の基地で見た、反射衛星砲にヒントを得て「密かに開発しておいた」武器を使用する事もありませんでした。(笑)
デスラーが戻ってこないので、雪も死にかけませんでした。

「地球か・・・」はモチロン拝見しました!
スゴイ名演です。あの「何もかも、皆懐かしい・・・」の所。(感動しました。)
佐渡先生がはっと息を飲む所もスゴイですね。
(「完結編」の事はここでは置いといて・・・笑)

基本的には、「ガミラスの遊星爆弾による攻撃→地球滅亡の危機→コスモクリーナーDを取りに行く→取って来て助かる」
この単純さが好きです。
本当に最初のこれで完結していたら、それはそれで大変な物だったのでは?と思います。
でも、あんなにヒットしちゃったら、止めろって言う方が無理だったのかもしれませんが。

皆さん、カッコ良かったです。
悟朗さんの沖田、やはり威厳があって最高でした。

企画・原案・製作・総指揮:西崎義展 
構成:舛田利雄、西崎義展
構成:藤川桂介、山本暎一
音楽:宮川泰 
美術・設定デザイン:松本零士
監督:舛田利雄 
アニメーション・ディレクター:石黒昇

参考資料: Wikipedia

完全に蛇足:昔の沖田は本当にカッコイイ声でした。
「イスカンダルへの追憶」(特典DVD)では、とっても渋い沖田艦長で、それはそれで好きでした。
沖田もカッコイイですが、渋い所で、メルカッツ提督の事をフトまた思い出しました!
どちらも本当にカッコイイです!悟朗さん、いい役ばかりで、嬉しいです。

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文章を少しだけ修正しました。(2024年11月16日)

コメント
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