ゴッホ「7っのヒマワリ」と「星月夜」、「夜のカフェテラス」 ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑰
ついにオランダを代表する巨匠、フィンセント・ファン・ゴッホが登場する。
TOPはアルルに流れるローヌ河の夜の風景を描いた作品「ローヌ川の星月夜」。
インスパイアされたという“星月夜ロード”。
ゴッホファンにはたまらない、世界に点在するゴッホの「ヒマワリ」7点が展示されている。
所々に太い輪郭線を使って平面的に描かれており陰影がないのは、浮世絵の影響を受けたといわれている。
オルセー美術館蔵とデトロイト美術館蔵のゴッホの「自画像」。
「ヒマワリを描くゴッホ」ゴーギャン
誰もが一度はお目にかかったであろう「種まく人」。黄金の空とパープルの麦畑が印象的だ。
「オーヴェルの教会」と「タラスコンへの道を行く画家」。
「医師ガシュの肖像」と画家イサーク・イスラエルス(1865-1934)が描いた「ヴァン・ゴッホ『ヒマワリ』の前に立つ女」。
「アルルのゴッホの部屋」
「夜のカフェテラス」は、1888年の作品で画家仲間と共にゴッホが訪れた南フランス・アルルのカフェを描いている。
星が瞬く、青色の夜空のもと、ガス灯に照らし出されたカフェテラスが黄色に輝いている。
37年の人生の一瞬の煌めき。
もしかしたら、これが一番好きかもしれない。