加美・旭神社 夏祭り ① ~加美北東だんじり
7月16日、加美の旭神社で恒例の夏まつりが催行された。
夕刻には、くすの大樹の前で、まず、龍踊りが奉納された。
子どもたちも、お祭りモードに。
宮入する北東だんじりが現れる。子どもだんじりと競演。
さらに、ミニだんじりまで登場。
加美・旭神社 夏祭り ① ~加美北東だんじり
7月16日、加美の旭神社で恒例の夏まつりが催行された。
夕刻には、くすの大樹の前で、まず、龍踊りが奉納された。
子どもたちも、お祭りモードに。
宮入する北東だんじりが現れる。子どもだんじりと競演。
さらに、ミニだんじりまで登場。
平野郷 夏まつり 2019 ② ~九町合同曳行
12日、21時40分ころ、通行止めにした南港通りに九町のだんじりが集結し、勇壮な舞を演じる。
南港通りの両サイドは見物客が陣取り、熱気に溢れた。
平野郷 夏まつり 2019 ①
今年も熱い暑い夏の到来とともに、平野郷にだんじりが行き交う季節がやってきた。
この祭りをワンダースターに載せないと夏が来たと思えないくらいの習慣となってしまったので、この日も仕事帰りに町に繰り出した。
夜の帳が降りる直前、空の青みが増す夕刻の時間帯が好きである。
各地域の皆さんは、夏祭に合わせて、巡視を実施している。
撮影で廻っている間、各地で呼び止められて、お相伴させていただいた。
杭全神社・御田植神事 2019 ②
籾蒔きが終わったあと、御田植神事はいよいよ、クライマックスへ。
翁が太郎坊、次郎坊、早乙女を呼び寄せる。
翁は幼い次郎坊(市松人形)に、飯を与え、排尿させる。
動画2
そして、田に見立てた拝殿で御田植えが始まった。
動画3
神事が終わった。
これだけ格式があり、厳かでユーモアあふれる神事なのに、観覧者は数十人くらいだろうか。
ポスターやチラシなどの告知をしないのが保存会の方針。
以前は、「もっと、広報すればいいのに」と思ったこともあった。
でも、これはこれでいいのかもしれない。
神事は観光集客を目的にしたものではないから、「知る人ぞ知る」でいいのだ。
大役を終えた翁は心なしか、安堵の表情にみえた。
初の太郎坊役、長尾さん、お疲れ様。新中学生の早乙女さん、お疲れ様。
皆さん、お疲れ様。
そして、初のシテ役。白川さん、本当にお疲れ様。
初の牛役をされた、梅月堂の前田さんから、「平野郷菓 カステラ」をいただいた。
杭全神社・御田植神事 2019 ①
4月13日、杭全神社・拝殿にて、約650年続くとされる伝統神事「御田植神事」が執り行われた。
境内瑞宝殿にて、奉納直前の最後の習礼(練習)に励む、保存会の皆さん。
保存会を率いる全興寺の川口住職と翁面。
神事に入る前にお神酒と昆布をいただく。
今回初出場の新中学生のお三方のお神酒は、もちろん、形式だけ。
いよいよ、拝殿に向かう一行。
開始前の緊張の一瞬。
始まった・・・。
動画
「御田植神事」 シェラトン都ホテル公演
上本町のシェラトン都ホテルにおいて、大阪府神社庁の講演会・表彰式があり、その中で神事紹介として、杭全神社の「御田植神事」(国指定登録無形民俗文化財)の公演があった。
600人くらいの観衆の前で公演するというのは、もちろん初めてのことで、独特の雰囲気も相まって、いささか、緊張した。
演じるは全興寺の川口住職を中心とした「御田植神事保存会」のメンバー。
控え室で準備したあと、厨房横を通り、会場舞台裏へと辿りつく。
川口住職が携える桐の箱には、翁面が眠る。
舞台裏へ到着。シテを演じる桜井さんは、次郎坊に成功を祈る。
私、今回は梅月堂店主の前田さんと農夫役でコンビを組む。
牛さんの長尾さんとカルテットの結成!
そして、桜井さんに神降臨。シテになる瞬間。
さあ、いよいよ、開演。
動画1
動画2
漸く、閉演。舞台裏でほっとする保存会の面々。
旅公演の一座のような気分である。
川辺八幡神社・秋祭り・神事アーカイブス
ナイアガラの花火滝を背景に神事が浮かび上がる絵図。
川辺八幡神社・秋祭りのハイライトシーンである。
川辺八幡神社、創建の年月は不詳であるが、石清水八幡宮の分霊を勧請したものと伝わる。
往時は、社殿も壮大で社領も広かったが、1704年の大和川付け替え工事よって立ち退きを余儀なくされ、社領地の大部分がその川床となった。
宵宮で「ふとん太鼓」「神輿」を担いだ氏子衆が、川面を籠松明の篝火が照らした大和川に膝まで浸って、「ふとん太鼓」「神輿」の足を洗う神事「神事」を執り行うが、そのいわれとなった、このような伝説が残されている。
<西暦1704年、宝永元年、大和川の付け替え工事により、川辺八幡神社の九名若宮八幡宮が今にも川底に消えようとしていた時、平岡明神の方より現れた黒雲が、七日七夜地を覆い、雷がとどろき氷雨が降り続いた。
村人は、これは若宮八幡宮の神の怒りだと恐れ、今まさに川底に沈もうとしている若宮八幡宮からご神体を拾い上げ、神輿に載せてお運びし、現在の川辺八幡神社に祠を築き祀ったという。>
神事のあとの奉納花火が有名であるが、祭りの源流を知ることは大切だと思う。
動画
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神輿渡御・神幸祭 ~平野郷の暑い熱い夏②
7月14日、神輿は太鼓台(布団太鼓)と天狗(猿田彦)の行列の先導でお祓いされた町中を渡御(とぎょ)する。
お旅所である、三十歩神社(あかる姫神社)に到着。
神事が執り行われる。
全興寺、長寶寺を目指して、渡御行列が再開された。
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神輿と太鼓の巡行 ~平野郷の暑い熱い夏①
今年の平野郷夏まつりは所用のため、初日と最終日のほんのさわりだけの撮影しかできなかった。
それでも、平野郷の暑い熱い夏の雰囲気をお伝えできると思う。
まずは、初日、神事に向かう神輿。
この時点の神輿は、まだ神様がお乗りではない状態で、裸神輿と云われている。
最終日、太鼓台(布団太鼓)の巡行。
大きな音で悪を祓いつつ、神輿の道を清める。
動画
各家の軒下には、祭提灯が並び、大念佛寺の蓮も満開となる、暑い熱い夏の一コマ。
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杭全神社・夏越祓と地車試験曳き
毎年6月30日と12月31日には、日々の生活のなかで知らずしらずのうちに心身についた罪穢れを祓い清め、 無病息災を祈願する神事が営まれる。
この神事を「大祓おおはらえ」と言い、 特に6月30日の大祓を「夏越祓」あるいは「水無月祓」と呼ぶ。
夏越大祓では、茅の輪をくぐることによって 心身を祓い清めることができるといわれており、平野郷の杭全神社にも、茅の輪が設置されていた。
夏祭りは、そもそも、夏の季節に多い疫病をはらうための「夏越のお祓い」(なごしのおはらい)の ための祭りである。
平野郷夏祭り の花、「地車(だんじり)曳こう」のための試験曳きが各町内で行われていた。
町衆は祭り本番が待ちきれないという風であった。
動画
長寶寺・閻魔さんの日 ~ご宝印授与
平野郷の長寶寺では、室町時代に当寺の慶心と言う尼さんが地獄へ行って戻り、その様子を記した「よみかえりの草紙」や閻魔王が自ら刻んだという閻魔像と「宝印」が寺に伝わる。
毎年5月18日のご本尊ご開帳の時、おでこに閻魔様の「宝印」を押してもらえば極楽へ行けると伝えられている。
山門前で平野地域活動協議会・大森会長とお会いする。
境内は参拝者で溢れていた。
門徒の皆さんが蒟蒻と甘酒を用意されていた。
ようおまいりTシャツの後ろには「えんまさんと極楽に行こう!」の文字。
ご祈祷受付を済ませ、いよいよ、宝印をおでこに戴く。
閻魔さま、ありがとうございました。いつか、ご一緒に極楽に行きましょう。
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杭全神社・御田植神事 3 ~伝統継承
御田植神事のクライマックスには太郎房、次郎房、早乙女が登場する。
動画
子孫に受け継がれる生業に満足気な翁の表情。
大役を終え、帰路に就く翁面は心なしか安堵の表情にみえた。
面は汗で張り付き、なかなか、取れない。
まるで、顔の一部になってしまったような熱演だった。
今年がシテ、早乙女ともに最後の熱演であった。(シテ3年、早乙女6年)
お疲れ様でした。
来年度から、シテ役をされる、白川さん。早乙女は中学生になるという。
御田植え神事・台本と梅月堂のお菓子。
伝統は確実に継承されていく。
杭全神社・御田植神事 2 ~シテの気魄
国の登録無形文化財に指定されている杭全神社の御田植神事。
その主役たるシテを務めるのは桜井さん。
シテの任期は3年ということになっており、本年はラストイヤーだ。
大変なプレッシャーと闘いながらも、日々の練習に励まれたかいあって、最終年は本物の翁が降臨してきたような例年以上に気魄こもる演技を披露された。
まずは、直前の控え室での最後の練習。
出演者は古式に則り、拝殿に向かう前に昆布と御神酒をいただく。
整列して、拝殿に向かう。
拝殿到着。翁面を付け、いよいよ、シテ(主役)に。
始まった・・・
シテの背後に控えるのは、地方(じかた)5人衆。
私も昨年まで、4年、勤めさせていただいた。
そこに自分がいないのが不思議な気がした。
杭全神社・御田植神事 1 ~習礼風景
4月13日は杭全神社に約650年続いた伝統神事「御田植神事」が19時より、執り行われる。
この神事は観光集客を目的としたものではないので、特に広報も行わない。
保存会により、坦々と進められた神事の一週間前の習礼(練習)風景。
平野郷・夏まつり ~平野の暑い熱い夏
このお囃子を聞くと、「今年も夏がやってきた」と思う。
平野で勤務を始めて、5年目の夏がやってきた。
例年、宮入を見学していたが、今年は所用により、さわりだけ。
それでも、相変わらずの迫力はさすが。
動画
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