ひな祭りの風景 ~雅な桃の節句
ひな祭りの起源は中国の上巳(じょうみ)節。
上巳とは、3月最初の巳の日という意味で、この日に、川で身を清め、不浄を祓った後に宴を催す習慣があったという。
これが平安時代、日本に伝わり、宮中の「人形遊び」と結びつき「流し雛」へと発展したといわれている。
現在のように、段を組んだり豪華な飾りを施すようになったのは江戸時代に入ってからで、江戸時代初期に、京都の御所で盛大な「ひなまつり」が催されて以降、江戸の武家社会にも広まり、庶民の間にも定着していったとされている。
この時期、各地で雛めぐりが開催されるが、私が印象的だった3箇所をプレイバック。
まずは大和郡山。遊郭だった旧川本邸。
珍しい3階建ての和風建築で窓から差し込む光と部屋のレトロな照明がとてもよい雰囲気だった。
富田林のじないまち。古い町家がお雛様にマッチしていた。
雛めぐりの魁的な地域である高取町。
町全体がお雛様で活気づく。
お家代々に伝わるお雛様。
いろんな喜びや悲しみを見てきたお雛様は何があっても、そっと、見守っていてくださるような、暖かさがある。
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