ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

石切劔箭神社 ~お百度参り

2018-03-12 | 大阪の旅

石切劔箭(いしきりつるぎや)神社 ~お百度参り

 東大阪市の石切劔箭(いしきりつるぎや)神社。

 俗に「石切さん」として親しまれているが、本社に行き着くまでの参道商店街の面白さは特筆もの。

 大国さんが招き猫が大仏様が大天狗が、突然現れたり、占い屋が連なったりとDEEPな異次元ワールドに見入ってしまう。

 何故か、「豊八」屋号の店が多い。

売られている商品も個性的。

 石切劔箭(いしきりつるぎや)神社にやっと、到着。

 拝殿と神社入口(百度石)の間を行き来する「お百度参り」はご利益があるとして全国的にも有名である。

 また、「デンボ(腫れ物)の神様」として知られ、がん封じの霊験あらたかとして多くの参詣客が訪れる。

 御祭神は、親子で祀られた神様で父の饒速日尊(にぎはやひのみこと)と、息子の可美真手命(うましまでのみこと)である。

 石切劔箭神社の始まりに関しては、社伝を信じるならば、神武天皇紀元2年(今から2700年近く前)の創建。

 ここから、1㎞程山を登った「上之社(かみのしゃ)」に饒速日尊をお祀りしたのが始まりで、のちに「下之社(しものしゃ)」に可美真手命が祀られたが、今は「下之社(しものしゃ)」が本社となり、両神が祀られている。

 今回は願掛けということで、初めて、お百度参りに挑戦。

 一往復約20mほどだろうか。ということは、100回で、約2キロということになる。

 お百度紐を1本づつ、折りながら数える。

 歩きながらの願掛けは、少々きつかったが、いろんなことを思い出せる貴重な時間だった。

 このあと、上社(上之宮)にも参ったのだが、さっきまでの喧騒が嘘のように、参る人は極端に少なかった。

 白い玉砂利が敷かれた上社は神域に相応しい荘厳さを感じた。

 

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