ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

疫病退散!! 妖怪アマビエ、参上!

2020-05-03 | 心の旅

疫病退散!! 妖怪アマビエ、参上!

 by azukinieta

 依然、猛威を奮う新型コロナ・ウイルス。

 長期化するのでは・・・という憶測のもと、ついには神仏頼みを越えて、妖怪頼みというわけでもないだろうが、今、妖怪 ”アマビエ” が静かなブームとなっている。

 ”アマビエ”は半人半魚の妖怪で豊作や疫病の予言をすると伝えられる。

                                                                                         (京都大学博物館蔵)

 時は江戸時代、弘化3年(1846年)、肥後の国(現在の熊本県)で、ある日の夜、海中に光る生物が現れ、

 「我こそは、アマビエと申す者なり。当年より6年の間は、諸国で豊作が続く。だが疫病もはやる。だから我の姿を絵にして描き写し、人々に早々に見せよ」

 と告げて海に去ったとの言い伝えがある。

 かの水木しげる先生もアマビエ図を残されている。

                                                                                     上下     (水木プロ)

 「ゲゲゲの鬼太郎」にも登場しているので、記憶されている方も多いだろう。

 ただし、こちらはアイドル妖怪の設定で、ファンキーであった。

西宮市の廣田神社では、”アマビエ”を描いた護符を参拝客に配っている。

駅のポスターにも登場!

さらには福島の「白河だるま総本舗」のアマビエだるま。

また、全国のお菓子メーカーも競うようにアマビエのお菓子を発売している。

上から、亀屋万年堂(東京)、菓匠庵 白穂(東大阪)、みどり製菓(大阪市東住吉区)。

禍を福に変える発想力を試されているのかもしれない。

 

”アマビエ”は前述のように半人半魚であり、長い髪、菱形の目、嘴のような口、身体の鱗、三本足が特徴とされる。

 本人が「疫病退散させたくば、私の姿を描いて、人に見せよ。」と言うものだから、絵心ないものの、

「私もしてみむとてするなり。」がTOP画像である。

(私なりのアマビエ解釈も入れてみた。)

奈良では、こんな歌までリリースされている。 


           人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
              

FC2 Blog Ranking