アガパンサスの咲くころ ~長居公園から杭全神社
長居公園外周の一角に咲くアガパンサス。
今年も涼し気な花を咲かせている。
アガパンサスを横目にペダルを踏んで、平野郷・杭全神社に向かう。
例年なら、だんじり囃子が鳴り響く街並みだが、今年は静まり返っている。
杭全神社では、コロナ禍により、神様が渡御しない”居まつり”と相成っていた。
平安時代の初め、貞観4年(862年)に杭全荘を領地とする坂上田村麿の孫の坂上当道(とうどう)は京都祇園の牛頭天王(ごずてんのう)の神託により、素戔嗚尊を平野郷の氏神として勧請し現在の第一本殿にあたる祇園社を創建した。
素戔嗚尊(すさのをのみこと)と習合したといわれる牛頭天王は疫病を司どるといわれている。
コロナ退散を祈る。
また、拝殿の前にある、青銅製の狛犬の足には、様々な紐が幾重にも巻かれている。
この紐は、「走人(はしりびと=家出人)足止め」を祈願して結ばれたものである。
最近では、客足が遠退かないようにとか、恋人の心が離れないようになど、足止めにちなんで様々な願掛けをする方も増えているそうだ。
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