半夏生のころ ~御杖村・岡田の谷
奈良県御杖村神末の「岡田の谷の半夏生園」で、半夏生(はんげしょう)が見頃を迎えている。
半夏生は、七十二候のひとつ「半夏生」の頃に花が咲くことが名前の由来とされるドクダミ科の植物で、県の準絶滅危惧種に指定されている。
岡田の谷では、7月上旬から下旬にかけて葉の一部が白く色付き、まるで緑の上に白い絨毯を敷いた様な美しい光景が広がっており、ひとときの涼を感じることができる。
御杖村は第11代垂仁天皇の勅命により天照大神の御杖代となった倭姫命が、天照大神をお祀りする候補地として杖を残したとされる伝承の地。
一説では卑弥呼ではないかといわれる倭姫命である。
御杖神社でその杖をお祀りすることから、村名の由来となっている。
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