黒部峡谷鉄道 ③ ~鐘釣温泉
欅平周辺を散策したあと、欅平駅から宇奈月への帰路につく。
トロッコ列車内では例のごとく、室井滋さんの解説が冴えわたる。
20分ほどの鐘釣駅で途中下車。
鐘釣の地名は近くに釣り鐘の形をした山があることに由来している。
黒部川の対岸に残る「万年雪」も有名であるが、温暖化のせいか、消え失せていた。
もう一つの名物は河原から自然に適温のお湯が湧き出す「鐘釣温泉」。
天然の湯船の底にある砂の下から自然に温泉が湧き出ている。
もうひとつ、洞窟の下から熱めの温泉が湧き出し、自然の洞窟風呂になっているところもある。
鐘釣駅は列車のスイッチバックが見られる駅。
さあ、旅も終わりに近づく。
「また、来られえ!」