通天閣 ~大阪ランドマークは、やっぱコテコテでんがな。
なにわのシンボルの展望塔「通天閣」に久々に訪れた。
明治45年(1912)、新世界のシンボルとして、凱旋門をモチーフとするビルディングの上にエッフェル塔風の鉄塔が建てられた。
高さ64mという当時東洋一の高さを誇ったこの鉄塔は、「天に通じる高い建物」との意味で、「通天閣」と命名された。
通天閣を中心に「ルナパーク」という遊園地もできた。(TOP写真は当時のジオラマ)
その後、火災に遭って解体されたが、昭和31年(1956)市民の要請を受けて再建され、現在に至る。
2代目の通天閣は103m、初代より39m高い。
5階には大阪を一望できる展望台や、足の裏をなでると幸運が訪れるという神・ビリケン像などがあり、年間100万人以上が訪れている。
初代通天閣を彷彿とさせる天上画が台座に復刻されていた。
地下から入場すると、端から、やっぱコテコテ仕様だ。
昭和レトロ感も半端ない。
作者ゆでたまごが新世界にゆかりが深いということで、キン肉マンのコーナーもある。
鉄の爪エリックやテリー・ファンク、ビル・ロビンソン、スタン・ハンセンらをモデルにしたらしいキャラクターも揃っている。
実は立ち消えになったがタイガーマスクのように、実物のキン肉マン・デビューの計画もあったと最近、知った。
スーパーストロングマシンはいなかったかもしれない。
5階の展望台より。
天王寺動物園、茶臼山公園、あべのハルカス、遥かに生駒山脈、二上山、葛城山。
天守?に鎮座するビリケン様。ご本尊である。
3Fでは、過去へタイムスリップ展示。