ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

加油!!アグネス  ~「不協和音」

2020-09-20 | 心の旅

加油!!アグネス  ~「不協和音」

 香港警察は8月10日、民主派の香港紙「蘋果日報(アップル・デイリー)」などを発行するメディアグループの創業者、黎智英氏や同紙幹部ら7人と、「雨傘革命」の広報担当だった周庭(アグネス・チョウ)さんを「香港国家安全維持法」違反の疑いで逮捕した。

 黎氏やアグネスさんらは、11日深夜に保釈され、記者団の取材に応じた。アグネスさんは「明らかに政治的な弾圧。逮捕はとてもばからしく、なぜ逮捕されたのか分からない」「今回の逮捕は本当に怖かったし、今回の罪も今まで私が逮捕された4回の中で一番、重かった」と述べた。そして、「拘束されている時にずっと『欅坂46』の『不協和音』の最後の最後まで抵抗し続けるという歌詞が、頭の中に浮かんでいた」と、引き続き香港の民主化と自由のために戦うという決心を示した。       (毎日新聞8月12日)

<Agnes words> 

日本でも報道されたとおり、先月10日に国安法の「外国勢力との結託」という容疑で逮捕され、警察側に見せられた証拠の1つは去年日経新聞に載せた香港民主化運動に関する意見広告でした。でも、私が一体どういう形で法律違反してしまったのか、警察は発表していません。→

もしこれが本当に私の犯罪証拠なのであれば、去年の広告が今年施行された法律に違反するなんて、おかしいです。これから起訴されるかどうかはわからないけど、皆さんが引き続き香港のことに注目してくださればありがたいです。

午後6:04 · 2020年9月2日·Twitter for Android

香港で自由や民主主義のために戦う人たちは、自由や命を失うことも考えないといけないということが、本当に悲しい。私も、たくさんの夢を持っているのに、こんな不自由で不公平な社会で生き、夢を語る資格すらないのか。これからの私は、どうなるのか...

いつかまた日本に行きたいなぁ。

午前0:37 · 2020年6月28日·Twitter for Android

香港版国家安全法は火曜日(30日)に可決される可能性が高い、そして「国家分裂罪」と「政権転覆罪」の最高刑罰は無期懲役という。日本の皆さん、自由を持っている皆さんがどれくらい幸せなのかをわかってほしい。本当にわかってほしい...号泣

午後9:59 · 2020年6月28日·Twitter for Android

 初めて、香港を訪れたのはイギリスから返還される前、天安門事件の直後だった。

 百万ドルの夜景と九龍砦、繁栄謳歌と貧困格差の国。

 そして、何より自由を闊歩する、生き生きとした人々。

 あの光景は失われたのか。

 

 人間100人いれば、100の正義があるという。

 主義思想は人、様々だということだろう。

 今回の報道に対しても、穿った見方をする人がいるのも事実だ。

 でも、真実はたったひとつ。

 我々に今、できることは、傍観者になることなく、このニュースに向き合うこと。

 そして、何をすべきか考えること。 

 これは、決して、対岸の火事ではない。

 

「選挙に行く権利を大事にしてください。民主主義は日本人にとって当たり前のことかもしれません。でも、私たち香港人はそんな当たり前の権利すらなく、その当たり前の権利を獲得するために懸命に戦い、犠牲になっている人もいるのです。」

 そして・・・彼女は続ける。 

「絶望の中にあっても、いつもお互いのことを想い、私たちはもっと強く生きなければなりません。

 生きてさえいれば、希望があります。」

 


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