鎌倉・長谷寺・Twinの十一面観音菩薩 ~鎌倉 Story ⑭
長谷寺というと、時折、出かける大和の長谷寺を思い浮かべるのだが、鎌倉にも同じく巨大な十一面観音菩薩像を本尊とする長谷寺があるということはある種の驚きである。
大仏といい、長谷寺といい、鎌倉幕府はこの地にNEW-NARAを作りたかったのだろうか。
寺伝によると長谷寺は、徳道上人が大和国(奈良県)初瀬の楠で観音像を二体製作、そのうちの一体が海に流されて三浦半島の長井に漂着、この観音像を当地に安置、天平8年(736)に創建したとされるが定かではない。
境内には、日本最大級の木彫仏として知られる約9mの十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂のほか、阿弥陀堂、大黒堂、弁天堂など6つの堂宇が立ち並ぶ。鎌倉有数の景勝地であり、見晴台からは美しい鎌倉の海と街並みが一望できる。
TOP写真は見晴台から。
たくさんのウィンドサーファーたちがオレンジ色の蝶のように海原に並んでいた。
観音堂
(観音ミュージアムHPより)↑