「上方浮世絵館」 ~江戸時代の歌舞伎役者が見得を切る!
道頓堀・法善寺門前の「上方浮世絵館」が外人さんに人気だと聞いて、出かけてきた。
近頃は日本人より外人さんの方が日本文化に精通しているというから、うかうかしていられない。
いつもは見落としているのに、あったあった。こんなところに「上方浮世絵館」。
エントランスには江戸時代の道頓堀の様子が描かれた「摂津名所図会」のパネル。
当時は芝居小屋が立ち並び、今以上に大変な賑わいだったという。
上方浮世絵館で展示されている浮世絵は「上方浮世絵」といって、江戸の風景画や美人画とは違い、ほとんどが歌舞伎の役者絵である。
当時の庶民はこの役者絵をブロマイドのように買っていたそうで、当時の暮らしや風俗が偲ばれる。
4階立で縦に細長い「上方浮世絵館」は展示室も、ちょっと面白い。
館を出た途端、背後で江戸時代の歌舞伎役者が「どんなもんでぇい!」と見得を切ったような気がした。
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