岩手銀行 赤れんが館 ~明治ノスタルジア
盛岡のランドマーク的存在である「岩手銀行赤レンガ館」は、1911年(明治44年)に盛岡銀行の本店行舎として落成した。
東京駅を設計した辰野金吾氏の作品でもあり明治時代へのノスタルジーを憶える。
国の重要文化財に指定されており、赤レンガが瀟洒な印象の威風堂々とした建物である。
2023年にはニューヨークタイムズ紙が選ぶ「今年行くべき世界の52ヵ所」に盛岡市がロンドンに次いで2番目に選ばれた。
ニューヨークタイムズ紙は盛岡市の事を「見過ごされがちだが魅力ある街」、「豊かな自然や和洋折衷の伝統的な建物が並ぶ市内を歩いて楽しめる」と紹介している。
そうかもしれない。バスの車窓から見た盛岡市公会堂。
「セロ弾きのゴーシュ」にも登場するそうで、賢治ファンとしてはたまらない。
今回は時間の都合で、ゆっくり、街歩きもできないばかりか、「わんこそば」さえ食べる間もなく、駅の立ち食いそばですませた。
オクラ、納豆、山芋とろろが入った「ねばねばねば蕎麦」である。
これで「ネバーネバーネバー・ギブアップ!」。大急ぎで仙台行きのバスに飛び乗った。
さらば、岩手山!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます