海住山寺の紅葉 ① ~国宝・五重塔
京都府木津川市にある海住山寺(かいじゅうせんじ)は、735年に聖武天皇の勅願により、東大寺の良弁僧正が開創したと伝えられている山寺。
中興の祖・貞慶が建立した五重塔は、鎌倉時代の傑作で、国宝にも指定されている。
裳階(もこし)を持つ五重塔を有するのは、奈良の法隆寺と海住山寺のみという貴重なものだそう。
総高17.7mの小さな五重塔は、長い年月を経て黒光りした優美な姿を紅葉に包んでいた。
海住山寺は国宝や重要文化財を多く有する古刹で、紅葉の名所であるが、あまり知られていないのか、参拝者も少なく、穴場といえるかもしれない。
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