氷見線走る朱色のディーゼル気動車 ~富山・潮風ロード ⑥
JR西日本の氷見線は高岡駅・氷見駅間の約16.5km、8駅、約30分と非常に短い区間を結ぶローカル線である。
雨晴(あまはらし)など海岸沿いを走り、立山連峰を背景にレトロな列車と海がマッチした風景が人気の路線でもある。
今回は氷見駅から高岡駅を往復するという永年の夢が叶った。
一両編成の朱色一色のキハ 40 型ディーゼル気動車が終着駅の氷見駅に入線する。
私は鉄チャンではないが、この光景にはやはり、胸が高鳴る。
実は前日の夕刻には途中の雨晴海岸と道路沿いの「道の駅 雨晴」を車で訪れていた。
今日はキハ 40で雨晴海岸を通過する。
晴れていれば、立山連峰も遠望できただろうに残念である。
駅名通りに晴らして欲しいものだ。
ディーゼル気動車の魅力は重厚な車体と発車時のディーゼル・エンジンの起動音だと思うのだが共感する方も多いのではないか。
氷見駅への帰路は高岡駅から、ドラえもんに会うために一駅歩き、越中中川(えっちゅうなかがわ)駅から乗車した。
越中中川駅は幼稚園を思わせる駅舎である。
帰りは2両編成のキハ47型。
氷見駅に戻ってきた。
JR氷見線は何年か先、「JR」から「あいの風とやま鉄道」になる予定で、軽い新型車両の導入でレトロなディーゼル気動車も引退することになるだろう。
乗れるのは今のうち。
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