ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

仁徳天皇陵 と 堺市博物館

2018-03-07 | 博物館・美術館

 仁徳天皇陵 と 堺市博物館

 大仙公園の一角にある堺市博物館の展示で堺市の歴史を一目瞭然に知ることができる。

堺といえば、やはり、この方が館前に控えておられる。

館に入ると、まず、石室が目を引く。

百舌鳥(もず)古墳群の鳥瞰図。

墳丘の長さが486m、世界最大級の墳墓、仁徳天皇陵を擁する。

出土品の埴輪など。

そして、時代は中世へ。貿易の町、鉄砲の町へと発展する。

 岩湧寺の愛染明王像

円通寺の観音菩薩立像

家原寺の行基像

住吉祭りの屏風

 博物館は仁徳天皇陵に隣接する。

 近頃の教科書では、仁徳天皇陵を、「大仙古墳」または「大仙陵古墳」と記載する。

 これは本当に仁徳天皇を埋葬した陵墓なのか疑わしいからだそう。

 古墳の形状などから判断して、この古墳は5世紀に造られているようだが、古事記に書かれている仁徳天皇の時代と100年以上のズレが生じているからだという。

 箸墓古墳もそうだが、いつになったら、管理者・宮内庁は、実地調査を許すのだろうか。

 世界遺産登録を目指す百舌鳥古墳群、古市古墳群。

 観光土産にも熱が入る。

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堺市 大仙公園の椿と梅

2018-03-06 | 大阪の旅

堺市 大仙公園の椿と梅

 世界文化遺産への登録をめざす百舌鳥古墳群の一角、世界 最大の墳墓「仁徳天皇陵古墳」と「履中天皇陵古墳」周辺に位置する大仙公園。

 梅と椿が彩りを添えた広大な公園を散策した。

公園内の日本庭園では、つばき展が開催されていた。

園内では梅が一際、鮮やかだった。

今井宗久ゆかりの黄梅庵に咲くのは何故か白梅。

公園のシンボル、平和塔。

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ひな祭りの風景 ~雅な桃の節句

2018-03-02 | 心の旅

 ひな祭りの風景 ~雅な桃の節句

 ひな祭りの起源は中国の上巳(じょうみ)節。

 上巳とは、3月最初の巳の日という意味で、この日に、川で身を清め、不浄を祓った後に宴を催す習慣があったという。

 これが平安時代、日本に伝わり、宮中の「人形遊び」と結びつき「流し雛」へと発展したといわれている。

 現在のように、段を組んだり豪華な飾りを施すようになったのは江戸時代に入ってからで、江戸時代初期に、京都の御所で盛大な「ひなまつり」が催されて以降、江戸の武家社会にも広まり、庶民の間にも定着していったとされている。

 この時期、各地で雛めぐりが開催されるが、私が印象的だった3箇所をプレイバック。

 まずは大和郡山。遊郭だった旧川本邸。
 珍しい3階建ての和風建築で窓から差し込む光と部屋のレトロな照明がとてもよい雰囲気だった。




              

              

              

                       
            
            

 

          

 

 富田林のじないまち。古い町家がお雛様にマッチしていた。       
           

 

 

 雛めぐりの魁的な地域である高取町。

 町全体がお雛様で活気づく。

 

 お家代々に伝わるお雛様。

 いろんな喜びや悲しみを見てきたお雛様は何があっても、そっと、見守っていてくださるような、暖かさがある。

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「椿寿庵」のツバキ ~奈良探訪

2018-03-01 | 奈良の旅

 「椿寿庵」のツバキ

               

 奈良県大和郡山市池之内町の「椿寿庵(ちんじゅあん)」では、約1千種6千株のツバキをビニールハウス(1千平方㍍)で鑑賞することができる。
 「椿寿庵」はお寺でも植物園でもなく、農業をされている椿愛好家、西畑さんの邸宅のことで、裏庭のビニールハウスをシーズンには無料で一般公開されている。
 その年に花をつけた株から接ぎ木などを重ねて来た50年もののツバキなど見応えは十分、在来種の他、交配によるオリジナルな株も多数ある。 
12月頃から早咲きの花がつき始め、3月いっぱいまで見頃が続く。

              

              

 丹精込めて育てられたツバキは、どれも素晴らしく、毎年のように訪ねている。
 最近は観光コースにもなり、人が押し掛けるのに無料にされているのには頭が下がる想いだ。

              

              

              

              

              

              

 庭園にはジョウビタキがやってきた。春は、もうすぐだと思いたい。


              

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