ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

代官山蔦屋書店『サブカル市』

2023年02月28日 | まんが

2月26日(日)の「サブカル市」、目的はバロン吉元先生のサイン会でしたが、他のイベントも少し見てきました。

腰と膝が不安なので、なるべく歩かないルートを検索、渋谷駅からバスが出ていることがわかりました。調べている内に、最近バス停の位置が変更になったことも把握できました。

渋谷駅周辺はまだ工事が続いており、事前に調べて行かなかったら、迷って相当に消耗していたと思います。ウェブ情報に感謝ですね。

「サブカル市」会場の蔦屋書店は、書店内も休憩所も人であふれていました。イベントに関係なく、日常的に混んでいるんでしょうね。

リイド社のトーチwebのブースへ

バロン吉元先生の『柔侠伝』、『画侠伝』も並んでいました。

「漫画くじ」をやっていました。700円でくじを引き、リイド社の本が当たります。普通では購入しない本に出会うことになるので興味深いです。

当たったのは、カシワイさんの『光と窓』でした。

初めて知る作家の、初めて見る本でした。やさしい絵柄ですね。これはゆっくりと時間をかけて読みたいです。

続いて青林工藝舎のブースへ。

こちらも初めて出会う作家ですが、「木版漫画集」に惹かれて購入しました。

この本もゆっくり味わって読みたいですね。

ウェブで購入すると必要な本しか購入しません。書店で本をあさるワクワク感を改めて感じました。(蔵書が増えるのは困るのですが・・・)

コメント

うわさの姫子『藤原栄子まんが館』更新

2021年11月28日 | まんが
久しぶりに藤原栄子先生のファンページ『藤原栄子まんが館』を更新しました。前回の更新が2012年8月25日なので、実に10年ぶりの更新です。

きっかけは、『懐かしい70年代少女漫画』をAmazonで探している時に見つけた、この特集号です。



『学年誌メモリーズ 昭和の少女まんが』 小学館 2017年12月13日

てんとう虫コミックススペシャルとのこと。4年前に発売されているんですね。まったく知りませんでした。

コミック作品雑誌完全再現として、「おはよう! 姫子」2話、「うわさの姫子」1話が収録されています。更に「姫子ちゃんきせかえ」、「姫子ちゃんハウスバッグ」も巻頭に付録として付いています。

「うわさの姫子」シリーズは、『小学五年生』1974年(昭和49年)4月号の「とびだせ!姫子」から連載が始まり、1985年度(昭和60年度)まで連載されました。『小学五年生』を中心として『小学六年生』、『小学四年生』に掲載されています。

「おはよう!姫子」は1976年(昭和51年)の『小学一年生』3月号に初登場しました。4月からは『小学二年生』で連載が始まっています。進級に合わせた学年誌ならではの連載ですね。

その後『小学三年生』での連載も始まり、1979年度(昭和54年度)まで『小学二年生』で連載されました。1978年度(昭和53年度)は『小学一年生』から『小学六年生』まで、全6誌に姫子が掲載されていました。

連載が始まったとき、私はすでに社会人でしたから、リアルタイムではまったく読んでいません。藤原栄子先生を知ったきっかけは、「横山プロ」時代の作品からです。

「横山プロ」は横山まさみち先生のプロダクションで、バロン吉元先生を始め、たがわ靖之先生、左近寺諒先生などが所属していました。

このため、私のファンページも藤原栄子先生のデビュー時代から始まっています。

ホームページにグッズのコーナーも作りました。「姫子」のグッズはほとんど持っていません。

姫子の後日譚、『コミック・ゴン』の付録でした。



1980年(昭和55年)からは『小学三年生』などに「魔法少女ララベル」を掲載、これがアニメ化されたため、テレホンカードなどのグッズはララベル関係が多いです。



ララベルのレコード、カラー・ポート・レコードです。




日本コロンビア CH-209 P-80.11

藤原栄子まんが館


コメント

明治大学現代マンガ図書館<内記コレクション>

2021年04月14日 | まんが
3月に明治大学から案内が届きました。何か、と思っていたら、


現代マンガ図書館移転のお知らせでした。早稲田から駿河台へ移転して、リニューアルオープンとのこと。


最近は早稲田の現代マンガ図書館に行くこともなかったので、2019年12月から移転のために休館していたことも、知りませんでした。

現代マンガ図書館には、バロン吉元先生や高階良子先生、矢代まさこ先生の貸本などの調査に行きました。高田馬場からバスに乗って鶴巻町まで。1階の古書店で、探していた貸本を入手したこともありました。

1998年11月1日、ホームページ『ばくのお宿』開設後は、何度も訪問しました。貸本だけでなくまんが雑誌のバックナンバーも豊富で、国会図書館で所蔵していない雑誌もたくさんありました。

ホームページの「ばくのひとりごと」から

1998.12.21
 今回はバイオグラフィーなどの細かい部分を少し手直ししました。私の所持しているコミックスだけではなく、早稲田の現代マンガ図書館の蔵書を参考にしました。東京に住んでいれば、毎週でも行きたいと思うほど、充実しています。今回、リンクフリーである同図書館にリンクをさせていただきました。

2003.12.7
 久しぶりに現代マンガ図書館に行き、調べ物をしてきました。東京近郊に住んでいたら毎週でも通いたいほど情報量はあります。いつもは貸本を中心に調べるのですが、今回は、高階良子先生、たかもちげん先生の雑誌掲載作品について確認してきました。時間があればゆっくり読みたいのですが、限られた時間なので、本当に「調査」になってしまいます。

もう早稲田の現代マンガ図書館はなくなってしまったんですね。

現在、『現代マンガ図書館資料から生まれた書籍たち展』が開催中とのこと。



行ってみたいのですが、5月30日まででは、コロナウイルス感染防止のため東京には行けません。コロナ禍が収束したら、改めて開催していただきたいですね。

コメント

笹生那実『薔薇はシュラバで生まれる』

2020年03月17日 | まんが
続いて Twitter で知って購入したコミックスです。『薔薇はシュラバで生まれる』、作者は笹生那実さんです。サブタイトルは【70年代少女漫画アシスタント奮闘記】。




イースト・プレス 2020.2.16 初版第1刷発行

笹生那実さんを知ったのは、もう大分前になりますが、矢代まさこ先生について書かれているのを発見した時だったと思います。

また、樹村みのりファンによる樹村みのりファンのための本『みのりすと』もありました。

『薔薇はシュラバで生まれる』は、70年代少女マンガをそれほど読んでいない私でも、楽しく読むことができました。一番興味深かったのは、もちろん樹村みのり先生のアシスタント時のエピソードでした。

更に、笹尾那実さんは、高階良子先生がデビュー前に入っていた「新界=新児童少女漫画界」の会員で、『漫画の手帖』に「『若草』物語」を掲載していました。


『漫画の手帖 65』2013 SPRING

この号の「『若草』物語」では、美内すずえ先生に初めてお会いした時のエピソードが書かれており、こちらも面白いです。

新児童少女漫画界(新界)については、以前のブログで書いているので、引用しておきます。

新児童少女漫画界(新界)


コメント

『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議4』新発売

2018年02月23日 | まんが
Amazonから『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』の第4巻が届きました。オーサさんのブログで発売を知り予約をしたので、発売日に入手することができました。


帯を取った表紙です。


先日スタンプラリー制覇した『北欧女子オーサが見つけた千葉市の不思議』収録のマンガも全編収録されています。


今回のコミックスでは取材時のオーサの写真も3ページ収録されています。

オーサのファンは、ぜひ千葉市まで来て、この小冊子も入手することをおすすめします。

千葉市の小冊子を見たときに、セリフで間違っているのでは?と思った個所がありましたが、コミックスでは訂正されていました。

オーサさんについては、平成27年(2015年)7月の第2回キャラクターアート展でコミックスを購入し、これがとても面白かったので、ファンになりました。
 

キャラクターアート展の主催はキャラクターアートの会で、バロン吉元先生が会長です。

オーサ・イェークストロムさんは、平成15年(2003年)にバロン吉元先生が文化庁の文化交流使として、スウェーデンの大学などでマンガの講義や実技指導をしたときの生徒の一人だったとのことです。

オーサさんのコミックスはすべて購入しています。昨年12月開催の第4回キャラクターアート展では、『フレンチ女子マドリーヌさんの下町ふしぎ物語』からのイラストが展示されていました。これがとてもすてきだったので、オーサさんのイラスト目当てで、この作品も買ってみようかと思っています。



コメント