ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

「風のゆくえ」京都公演

2010年10月14日 | 西島三重子
10月7日(木)、京都からライブツアーが始まりました。
会場は「拾得」、「じっとく」と読むようですね。1973年に誕生した、関西の伝統あるライブハウスです。

京都駅からバスで「堀川丸太町」まで来て、お店を探しながら歩きました。かなりわかりにくそうな所なので、地図もコピーして持ってきたのですが、それでも迷ってしまいました。

「西へ四筋/北へ一筋半東側に面した酒蔵改造の建物」とのことなので、4本目の道を曲がったつもりだったのですが、見当たりません。東へ戻りながら探していると、顔なじみの九州のファンの方とバッタリ。
お店が見つからなくて、近隣を探し回っていたとのことでした。東側にはなかったとのことなので、もう1本西の道を歩いてみるとありました。遠くから見たくらいでは見逃してしまいますね。




非常に個性的な(怖い?)看板が出迎えてくれました。

拾得は昔の酒蔵をそのまま使ったライブハウスで、店の中も蔵をそのまま残しているとのことです。丸い大きなテーブルは樽の蓋で、これが小さな樽の上に乗っています。


今日のライブは「ジンライム」から始まりました。京都でのライブはデビュー以来初めてとのことです。

そして2曲目でギターを持って「ラブ・ソング」。この歌も大好きな曲です。続いて弾き語りで「泣かないわ」。ここでギターを置いて、「ほっとした」とのこと。すかさず平野さんから「二部もあるからね」の声が。今回のライブは初心に帰ってギターを練習したとのことです。
第一部は「Bon Courage」で終わり、しばし休憩。

第二部は最初からギターを持って「池上線」の弾き語りで始まりました。東京のスイートベイジルでも弾き語りはありましたので、意外には感じなかったのですが、驚いたのはそのあとです。「SHADOW」の弾き語り。素晴らしかったです。

更に新曲の「縁日」「DEAR MY FRIEND」と弾き語りが続きました。昔の音楽仲間との思い出や新アルバム(「つまんないものよ、私の心」)が出せた時の感謝の気持ちを込めて作ったという「DEAR MY FRIEND」、今日も少しウルっと来ていたようでした。

続いてマンダラライブでの様々な歌への挑戦の話をされた後、「百万本のバラ」を、これも弾き語りです。ここでギターを置いて大好きな歌という「黄昏のビギン」。ご自分で訳詞をされた「セ・シ・ボン」と続き、最後の曲は「スターダスト」。アンコールは「仮縫い」でした。

ギターの「弾き語り」が7曲もあったのは驚きでしたし、新曲の「縁日」を弾き語りで聴けたのは最高でした。
なお、すべての曲に平野融さんの素晴らしく豊かなギター伴奏は付いています。このような場合も「弾き語り」というのかよくわからないのですが、「ギターを弾きながら歌う」ほどの意味で使っています。

京都ライブで歌われた曲のリストです。

 第一部
1.ジンライム(「さめないうちに・・・」)
2.ラブ・ソング(「シルエット」)
3.泣かないわ(「SHADOW」)
4.エピローグ(「SHADOW」)
5.河は流れる(for.研ナオコ)
6.おひさまのたね(「夢のあとさき」)
7.Bon Courage(「Bon Courage(ボン・クラージュ)」)

 第二部
8.池上線(「風車」)
9.SHADOW(「SHADOW」)
10.縁日(新曲)
11.DEAR MY FRIEND(「夢のあとさき」)
12.百万本のバラ(加藤登紀子)
13.黄昏のビギン(水原弘~ちあきなおみ)
14.セ・シ・ボン(西島三重子さん訳詞)
15.スターダスト(西島三重子さん訳詞)

 アンコール
16.仮縫い(「かもめより白い心で・・・」)

コンサート・ライブの記録

※西島三重子さんのコンサート・ライブの一覧を作成中です。不明の部分が多くありますので、演奏曲目など情報がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
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