好きな歌、レコードについて紹介していきます。
当初は「マイナー歌謡曲コレクション」にしようと考えていたのですが、「マイナー」にこだわる必要もないわけで、単純に「好きな歌コレクション」としました。
どちらというと、あまりヒットしなかった曲やアルバム収録曲を中心にしたいと考えています。
第1回目は「アメリカ橋」です。狩人でヒットしました。昭和54年(1979年)の発売です。
「アメリカ橋/ロンググッバイ」(1979.02.25) 作詞:奥山てる伸 作曲:信楽順三 編曲:田辺信一
作詞の奥山てる伸さんの「てる」は「人偏に光」です。このブログでは文字化けしてしまうようなのでひらがなにしました。
「アメリカ橋」が狩人のオリジナルではなく、リメイクであることを知ったのは、雑誌の記事でした。『ウイークエンドスーパー』に掲載されていた「B級歌謡曲に愛の手を」(うろ覚えですが)だったと思います。
このレコードは、中古レコード店めぐりをしている中で、すぐに発見することができました。湖東美歌さんの「アメリカ橋」です。
「アメリカ橋/枯れ葉のシンフォニー」(1976年) 作詞:奥山てる伸 作曲:信楽順三 編曲:船山基紀
透き通るような湖東美歌さんの「アメリカ橋」が好きで、繰り返し聴いていました。
レコードジャケットのプロフィールによると、湖東美歌さんは昭和30年6月23日生まれで、所属事務所は小沢音楽事務所です。
そして芸歴は「DJ.ステージ101,菅原洋一さんのスキャット等」となっています。
菅原洋一さんのバックコーラスには、昭和49年(1974年)の「愛の嵐」や昭和50年(1975年)の「乳母車」などに参加しています。特に「乳母車」のジャケットの表には「コーラス:湖東美歌」と名前が記されています。
作詞:阿久悠 作曲:森田公一 編曲:川口真
余談になりますが、この「乳母車」もとてもよい歌ですね。湖東美歌さんのコーラスが印象的に使われています。私は作曲者の森田公一さん(とトップギャラン)の歌で、よく聞いていました。お二人の「乳母車」ともYouTubeで聴くことができます。
「ステージ101」での活動については、昭和49年(1974年)3月31日の「最終回 涙をこえて」がNHKオンデマンドで視聴でき、湖東美歌さんの歌い、踊る姿を見ることができます。
女性歌手のユニフォームは「朱色」なのですが、湖東美歌さんは太田裕美さん、木下とも子さんと共に「黄色」のユニフォームなので、よく目立ちます。
Web Site「STAGE101 MANIACS」によると、湖東美歌さんは昭和48年(1973年)4月8日から、ステージ101のメンバーに加わったようです。
また、これも昭和49年(1974年)なので、ほぼ同じ時期なのでですが「私たちのつくった歌<窓>」で岩橋美子さん作詞作曲の「心の扉」を歌っています。
4曲入りEP『私たちのつくった歌<窓>』-ミュージック・エコー創刊3周年記念作曲コンクール入賞曲- 1974年4月1日録音 作品「心の扉」岩橋美子作詞・作曲 歌:湖東美歌
このレコードは谷山浩子さんの「夏のまどべで」を聞くために購入したものですが、この中に湖東美歌さんの歌が入っていました。
現在の湖東美歌さんの活動は『美歌ブランド オフィシャル Web Site』で見ることができます。今回このブログを書くために調べている中で、現在の活動を知ることができました。
「レ・ミゼラブル」他、数々のミュージカルに出演。ジャズボーカリストとしてライブ活動を続け、平成2年(1990年)から「美歌ブランド SHOW UP」「湖東美歌エンターテインメントショー」を主催・主演など多彩な活躍をされています。
9月には南青山マンダラでのライブもあったのですね。そして今は初めてのCDの自主製作に向けてがんばっておられるようです。今の湖東美歌さんを聴いてみたいですね。
最後になりましたが、もう一枚の「あめりか橋」です。作詞者の奥山てる伸さんの歌です。
「あめりか橋/鉄道草」(1977) 作詞:奥山てる伸 作曲:信楽順三 編曲:青木望
タイトルがひらがなの「あめりか橋」になり、湖東美歌版と比べると「心を澄ますときに・・・」の一節が「最終電車の窓に・・・」に変わったほか、「由来(わけ)」が「由緒(わけ)」となるなど、細かい詞の変化が見られます。
なお、狩人版の「アメリカ橋」はタイトルがカタカナに戻った他は、奥山版によっていますが、「わけ」がひらがなになるなど、これも少し変わっています。
奥山てる伸さんは放送作家で作詞家、ご自分で歌も歌うなど多才な方のようですね。奥山コーシンのほうが通りがよいのかもしれません。レコードも何枚か出されているようですが、私の持っているのは次の2枚です。
シングルレコード2枚の両面、計4曲とも作曲は信楽順三さんです。信楽順三さんも多才な方のようです。現在のお二人のご活躍は、ホームページ「okuyama's page」やブログ「アメリカ橋順三」、mixi「マメ順さん」などで見ることができます。
※YouTubeのアカウントが削除されたため、私のアップした動画を見ることができなくなりました。申し訳ございません。関連部分を削除しました。(2014.04.22)
当初は「マイナー歌謡曲コレクション」にしようと考えていたのですが、「マイナー」にこだわる必要もないわけで、単純に「好きな歌コレクション」としました。
どちらというと、あまりヒットしなかった曲やアルバム収録曲を中心にしたいと考えています。
第1回目は「アメリカ橋」です。狩人でヒットしました。昭和54年(1979年)の発売です。
「アメリカ橋/ロンググッバイ」(1979.02.25) 作詞:奥山てる伸 作曲:信楽順三 編曲:田辺信一
作詞の奥山てる伸さんの「てる」は「人偏に光」です。このブログでは文字化けしてしまうようなのでひらがなにしました。
「アメリカ橋」が狩人のオリジナルではなく、リメイクであることを知ったのは、雑誌の記事でした。『ウイークエンドスーパー』に掲載されていた「B級歌謡曲に愛の手を」(うろ覚えですが)だったと思います。
このレコードは、中古レコード店めぐりをしている中で、すぐに発見することができました。湖東美歌さんの「アメリカ橋」です。
「アメリカ橋/枯れ葉のシンフォニー」(1976年) 作詞:奥山てる伸 作曲:信楽順三 編曲:船山基紀
透き通るような湖東美歌さんの「アメリカ橋」が好きで、繰り返し聴いていました。
レコードジャケットのプロフィールによると、湖東美歌さんは昭和30年6月23日生まれで、所属事務所は小沢音楽事務所です。
そして芸歴は「DJ.ステージ101,菅原洋一さんのスキャット等」となっています。
菅原洋一さんのバックコーラスには、昭和49年(1974年)の「愛の嵐」や昭和50年(1975年)の「乳母車」などに参加しています。特に「乳母車」のジャケットの表には「コーラス:湖東美歌」と名前が記されています。
作詞:阿久悠 作曲:森田公一 編曲:川口真
余談になりますが、この「乳母車」もとてもよい歌ですね。湖東美歌さんのコーラスが印象的に使われています。私は作曲者の森田公一さん(とトップギャラン)の歌で、よく聞いていました。お二人の「乳母車」ともYouTubeで聴くことができます。
「ステージ101」での活動については、昭和49年(1974年)3月31日の「最終回 涙をこえて」がNHKオンデマンドで視聴でき、湖東美歌さんの歌い、踊る姿を見ることができます。
女性歌手のユニフォームは「朱色」なのですが、湖東美歌さんは太田裕美さん、木下とも子さんと共に「黄色」のユニフォームなので、よく目立ちます。
Web Site「STAGE101 MANIACS」によると、湖東美歌さんは昭和48年(1973年)4月8日から、ステージ101のメンバーに加わったようです。
また、これも昭和49年(1974年)なので、ほぼ同じ時期なのでですが「私たちのつくった歌<窓>」で岩橋美子さん作詞作曲の「心の扉」を歌っています。
4曲入りEP『私たちのつくった歌<窓>』-ミュージック・エコー創刊3周年記念作曲コンクール入賞曲- 1974年4月1日録音 作品「心の扉」岩橋美子作詞・作曲 歌:湖東美歌
このレコードは谷山浩子さんの「夏のまどべで」を聞くために購入したものですが、この中に湖東美歌さんの歌が入っていました。
現在の湖東美歌さんの活動は『美歌ブランド オフィシャル Web Site』で見ることができます。今回このブログを書くために調べている中で、現在の活動を知ることができました。
「レ・ミゼラブル」他、数々のミュージカルに出演。ジャズボーカリストとしてライブ活動を続け、平成2年(1990年)から「美歌ブランド SHOW UP」「湖東美歌エンターテインメントショー」を主催・主演など多彩な活躍をされています。
9月には南青山マンダラでのライブもあったのですね。そして今は初めてのCDの自主製作に向けてがんばっておられるようです。今の湖東美歌さんを聴いてみたいですね。
最後になりましたが、もう一枚の「あめりか橋」です。作詞者の奥山てる伸さんの歌です。
「あめりか橋/鉄道草」(1977) 作詞:奥山てる伸 作曲:信楽順三 編曲:青木望
タイトルがひらがなの「あめりか橋」になり、湖東美歌版と比べると「心を澄ますときに・・・」の一節が「最終電車の窓に・・・」に変わったほか、「由来(わけ)」が「由緒(わけ)」となるなど、細かい詞の変化が見られます。
なお、狩人版の「アメリカ橋」はタイトルがカタカナに戻った他は、奥山版によっていますが、「わけ」がひらがなになるなど、これも少し変わっています。
奥山てる伸さんは放送作家で作詞家、ご自分で歌も歌うなど多才な方のようですね。奥山コーシンのほうが通りがよいのかもしれません。レコードも何枚か出されているようですが、私の持っているのは次の2枚です。
シングルレコード2枚の両面、計4曲とも作曲は信楽順三さんです。信楽順三さんも多才な方のようです。現在のお二人のご活躍は、ホームページ「okuyama's page」やブログ「アメリカ橋順三」、mixi「マメ順さん」などで見ることができます。
※YouTubeのアカウントが削除されたため、私のアップした動画を見ることができなくなりました。申し訳ございません。関連部分を削除しました。(2014.04.22)