高階良子先生の『デビュー50周年記念セレクション』第4巻が発売になりました。「ダークネス・サイコ 4」です。収録は表題作と貸本時代の作品「おかしなおかしなあいつ」、『プリンセス』掲載の「天使の胎内」の3作です。
ボニータ・コミックスα 平成27年5月25日 初版発行
カバー折り返しのことばです。
「ずっと以前/超ベテランの作家さんに/「先生のデビュー当時の作品を/今でも持っています」って言ったら/イヤーな顔をされてしまいました。/「なんで?」と思ったけど/今ではその気持ち/よ---くわかります。」
『ダークネス・サイコ』は「夢のいざない」、「水面の桜」の2話が収録されています。オリジナル・コミックスでは第3巻に収録されていました。第11話、第12話にあたります。
ボニータ・コミックス 平成4年8月5日 初版発行
収録ページ数を比較してみると、「第11話 夢のいざない」は46ページが54ページと大幅に加筆がされています。
「第12話 水面の桜」は50ページが52ページと2ページの加筆がありました。
「おかしなおかしなあいつ」は若木書房から刊行された貸本で、先生の個人シリーズ『チャーム漫画劇場』の第2巻になります。
チャーム漫画劇場 No.2 昭和42年6月刊(推定)
雑誌デビュー作の「夕やけ雲はしっている」(セレクション第1巻に収録)と同時期に描かれた作品です。
デビュー後『少女フレンド』を中心に発表していく「三郎とあくしゅ」、「ばんから太陽」、「ずっこけ番長」などの学園ものとの比較も興味あるところですね。
セレクション目次ページの注書きには「一部原稿が紛失しているため、貸本漫画をもとに収録しています。一部、不鮮明な絵がありますがご容赦ください。」と記されています。それほど気になる部分はなかったので、デビュー作の「リリ」(原稿が残っているかわかりませんが)も記念セレクションに収録していただきたいですね。
「天使の胎内」は昭和58年に『プリンセス』に掲載された作品です。コミックスは『むらさき神話』に収録されました。
プリンセス・コミックス 昭和59年(1984年)8月5日初版発行
雑誌掲載時は巻中カラー1ページを含めて60ページの掲載だったと思うのですが、オリジナルコミックス、今回のセレクション収録では61ページです。あとで雑誌を確認してみます。
巻末の「あとがきのかわりの雑談」は2ページで、「ニュージーランド旅行記 再3」です。
ホームページ更新しました。
『高階良子の部屋』
ボニータ・コミックスα 平成27年5月25日 初版発行
カバー折り返しのことばです。
「ずっと以前/超ベテランの作家さんに/「先生のデビュー当時の作品を/今でも持っています」って言ったら/イヤーな顔をされてしまいました。/「なんで?」と思ったけど/今ではその気持ち/よ---くわかります。」
『ダークネス・サイコ』は「夢のいざない」、「水面の桜」の2話が収録されています。オリジナル・コミックスでは第3巻に収録されていました。第11話、第12話にあたります。
ボニータ・コミックス 平成4年8月5日 初版発行
収録ページ数を比較してみると、「第11話 夢のいざない」は46ページが54ページと大幅に加筆がされています。
「第12話 水面の桜」は50ページが52ページと2ページの加筆がありました。
「おかしなおかしなあいつ」は若木書房から刊行された貸本で、先生の個人シリーズ『チャーム漫画劇場』の第2巻になります。
チャーム漫画劇場 No.2 昭和42年6月刊(推定)
雑誌デビュー作の「夕やけ雲はしっている」(セレクション第1巻に収録)と同時期に描かれた作品です。
デビュー後『少女フレンド』を中心に発表していく「三郎とあくしゅ」、「ばんから太陽」、「ずっこけ番長」などの学園ものとの比較も興味あるところですね。
セレクション目次ページの注書きには「一部原稿が紛失しているため、貸本漫画をもとに収録しています。一部、不鮮明な絵がありますがご容赦ください。」と記されています。それほど気になる部分はなかったので、デビュー作の「リリ」(原稿が残っているかわかりませんが)も記念セレクションに収録していただきたいですね。
「天使の胎内」は昭和58年に『プリンセス』に掲載された作品です。コミックスは『むらさき神話』に収録されました。
プリンセス・コミックス 昭和59年(1984年)8月5日初版発行
雑誌掲載時は巻中カラー1ページを含めて60ページの掲載だったと思うのですが、オリジナルコミックス、今回のセレクション収録では61ページです。あとで雑誌を確認してみます。
巻末の「あとがきのかわりの雑談」は2ページで、「ニュージーランド旅行記 再3」です。
ホームページ更新しました。
『高階良子の部屋』