ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

『ミステリーボニータ』7月号発売

2016年06月09日 | 高階良子
『ミステリーボニータ』7月号が発売になりました。今号も創刊30年記念号です。


「よろず幻夜館」の掲載はありません。

6月号の『ミステリーボニータ』創刊30周年記念号に、高階良子先生が「次号は特別エッセイで登場」となっていましたので、楽しみに待っていました。

2号連続感謝企画として、高階良子先生のスペシャルエッセイ「創刊当時の思い出」が掲載されています。エッセイマンガ全10ページです。

「高階先生がMB(ミステリーボニータ)の歴史を赤裸々に語ります!」ということで、当時の高階先生の仕事ぶりもよくわかります。まさに修羅場ですね。

ところで、高階良子先生が秋田書店の雑誌に初めて登場したのはいつでしょうか。私は昭和54年(1979年)の『別冊ビバプリンセス秋季号』の「ネアク夫人」かな、と考えているのですが。

同じ昭和54年の『ボニータ プリンセス増刊』秋の増刊号には「風の菩薩」を掲載していますので、これが『ボニータ』への最初の登場でしょうか。

昭和56年(1981年)には『月刊ボニータ』が創刊され、4月創刊号から「マジシャン」の連載が始まっています。

この1980年代は、先生のエッセイマンガにあるように、凄まじい作品量ですね。講談社の『なかよしデラックス』には「殺人事件シリーズ」から「赤い迷路」、「魔界樹」を連載し、秋田書店では、ボニータ関連だけでも『月刊ボニータ』、『デラックスボニータ』、『ボニータイブ』、『レッツボニータ』などが刊行され、作品が掲載されています。

「こんな修羅場から生まれた初期MB(ミステリーボニータ)掲載の名作は、7/15から発売の新選集で !!」

新選集が発売されるようです。さっそく秋田書店のウェブページのコミックス情報を確認してみました。

7月15日、『高階良子新選集1』が発売です。収録作品は「悪魔たちの巣(1)」です。『よろず幻夜館』第3巻も同時発売ですね。

『ミステリーボニータ』の創刊は、昭和62年(1987年)で、創刊号には「燃える妖星」100ページが掲載されています。「燃える妖星」は『高階良子選集』の第1集に収録されています。

『ミステリーボニータ』第2号の「魔性の祭壇」から第12号の「人形の囁き」まで、毎号高階良子作品の掲載がありますが、これらの作品もすべて『高階良子選集』に収録されています。

このため、『高階良子新選集』の最初の作品は、選集未収録の「悪魔の巣」になったのだと思います。この作品は『ミステリーボニータ』第13号からの連載でした。



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