犬吠埼灯台のテレホンカード、3回目です。今回はホワイトカードです。
ホワイトカードは、裏面に「表面に油性ペンでお書きになり、かわくまでお待ちください。」とあるように、自分で文字や絵を描き込むように作られた白いカードです。
このホワイトカードに写真などを印刷したものが「ホワイト加刷カード」です。フリーデザインカードは300枚以上注文する必要があり、かなり高価になりますが、ホワイト加刷カードは1枚からでも作成できるので、手軽に作ることができました。
当初は印刷の発色も悪かったものの、印刷技術の向上により、後期はフリーカードとまったく見分けが付かなくなりました。フリーナンバーのような固有の番号はありません。
犬吠埼灯台のテレホンカードもホワイトカードが多いです。今回は犬吠埼の日の出のカードを集めてみました。
ホワイトカード <品名50<110-011>>
(社)銚子市観光協会30周年記念のテレホンカードです。
銚子観光協会は昭和8年(1933年)5月27日に結成されました。戦後昭和22年(1947年)に再編成が行われ、昭和31年(1956年)3月28日、社団法人銚子市観光協会を設立しています。
このテレホンカードは、社団法人設立後30周年の昭和61年に発行されたものと考えられます。
なお、バーコードが表面にあります。このバーコードは、昭和62年(1987年)4月以降は裏面に印刷されるようになりました。
次の2枚のカードは、同じデザインのカードで、下部に入る企業名などを変えて印刷されました。1枚目は、今はないホテル黒潮のカードです。
ホワイトカード <品名50<110-011>>
2枚目は「謹賀新年」とだけ印刷されています。
ホワイトカード <品名50<110-011>>
当時、このようなテレホンカードが何種類か発行されており、他にも犬吠埼灯台をデザインしたカードがあります。
犬吠埼灯台入口近くのお店では、お土産としてテレホンカードが販売されていました。次からのカードはほとんどが観光土産用のテレホンカードだと思います。
ホワイトカード <品名50<110-011>>
上のテレホンカードと同じように見えますが、雲の様子や太陽の出る場所が違っていますから、別の写真です。ほとんど同じ場所で撮影されています。
ホワイトカード <品名50<110-011>>
犬吠埼灯台と日の出がいちばん映えるのが君ヶ浜からの撮影です。どうしても同じような写真になってしまいます。次のカードは異なったアングルからの写真で、魅力的なテレホンカードです。愛宕山からの撮影でしょうか。
ホワイトカード <品名50<110-011>>
次のテレホンカードからは右側の切り込みが2か所になっていますから、平成4年(1992年)4月以降に発売されたカードです。
ホワイトカード <品名50<110-011>>
日の出直前の幻想的なテレホンカードです。よく見ると犬吠埼灯台も点灯しています。
ホワイトカード <品名50<110-011>>
「ようこそ2000年」ということで、世紀越えのテレホンカードでしょうか。世紀越えの時には犬吠埼~君ヶ浜で様々なイベントが開催されました。漫画『部長島耕作』にも描かれていました。
ホワイトカード <品名50<110-016>>
最後は縦型のテレホンカードです。
ホワイトカード <品名50<110-016>>
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